■■ 2001年5月19日 ■■

■■ 企画書 ■■
 
     ┗┗┗┗ はじめに ┛┛┛┛
  
  3年前からコミュニティーサービスが始まり、福祉やボランティアについて考える機会も増えたように思う。しかし、それは机上の勉強であり、それが本当に実生活で身についているとは思えない。
 
 今年、高校1年生に車椅子を使用しているA君が入学してきた。彼が生活している様子を何度か見たが、彼が本当に生活しやすい環境にいるかということに疑問を感じる。手を貸してあげたい、何かしてあげたいと思ってはいても、どうしたらいいかがわからないために、声を掛けられないでいる人が少なくないと思う。

 今回この企画が、福祉・ボランティアとは何か、障害とは何だろうかということを一緒に考え、実生活に生かしていけるような機会になれば、と思う。

          
 ■■ 目的 ■■

  “バリアフリー”と言われている今、本当の意味での福祉・ボランティアを、実際に見て、話を聞いて、体験して、感じ・考える機会にしたい。

 ■■ 内容 ■■


視覚・聴覚・身体障害(車椅子を使う)方の生活をまとめ、彼らが日常使っているものを展示する。


[視覚障害]

・盲学校教諭で、自らもアイメイト使用者の芦川昌代さんの生活を まとめ、掲示し、視覚障害者が使うものを展示する

・点字器でラブレターをかく体験

・アイマスク体験

・昇降口から教室まで点字ブロックをひく

[聴覚障害]

・聴覚障害者の方の生活・体験をまとめ掲示

・聴覚障害者の方にきてもらい、展示品を見ながらの説明・質問


[身体障害]

・四肢障害者の方の生活・体験をまとめ掲示

・四肢障害者の方が使っている道具を展示。使い方・手の貸し方 をまとめ掲示
  

  ■■ 準備 ■■


[視覚障害]

・芦川昌代さんの体験談 (済)

・アイメイトが使う用品 (交渉中)

・写真 (交渉済み)

・視覚障害者が使う日常用品 (交渉中)

・点字器 (交渉済み)

・アイマスク (交渉中)

・白杖 (交渉中)

・点字ブロック (交渉中)


[聴覚障害]

・石田一さんの体験談 

・聴覚障害者が使う日常用品


[四肢障害]

・車椅子使用者の体験談

・車椅子

・車椅子階段昇降機



■■ ねらい ■■

  今まで、何となく見たこと・聞いたことはあっても良く分からなかった障害者の生活を実際に見て、聞いて、体験して、身近に、それぞれが自分の問題として感じたい。 


●対象者●


  暁秀中・高校の生徒のみなさん・教職員の先生方

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