11月12日（金曜日）、ちょうど東京で臨床眼科学会が開催され、出席後に二人で落ち合いました。東京国際フォーラムでの開催。当日は午前中診療、そして原東小学校の就学時検診をした後、大急ぎで新幹線に飛び乗りました。当日は、大雨の影響で、東海道線のダイアがかなり乱れていて、片浜駅に着いたは良いのですが、三島へ行く普通電車がいっこうに来ません。30分弱待って、何とか三島に到着、時刻表通り動いていた新幹線で東京に向かいました。

　拓も来年で二十歳。色々悩みも深い年齢です。父と息子って、あんまりじっくり話す機会って少ないのですが、今夜は、拓磨のおすすめ、「やるき茶屋」で4時間近く一杯やりながら話し込んでしまいました。

　しっかりとした考えを持ち、人の話をじっくりと聞くだけの忍耐力を持っているのは、我が息子ながら、たいしたものだ、と思いました。父親の話など、たいてい鬱陶しくて、退屈なのが通り相場ですから。親子で対話が成り立つ、というのは、最近ではなかなか困難な時代になりつつあります。そういう点では、本当にありがたい、と思いました。

　とにかく楽しい時間でした。知らないうちにホテルの門限に遅れそうになり、慌ててホテルに電話を入れたりして。

　テニスの新しいラケットを買ったようなので、新年の親子テニスデスマッチが、楽しみです。毎回シングルスをするたびに、拓は進歩し、こちらは衰えるばかりですから苦しいのですが、でも、本当に楽しいのです。

　久々ぶりに、「はーやくこいこいお正月」と歌でも歌いたい心境になりました。