2007年11月17、18日


■2007年11月15日   2007年ユニバーサル技能五輪国際大会開幕!!

  60カ国・地域の若者と障害のある方1,194人が参加して、技の世界一を競う祭典「2007年ユニバーサル技能五輪国際大会」の総合開会式が14日、静岡市のグランシップで大会名誉総裁の皇太子殿下をお迎えして華やかに行われました。

                 ===   技能五輪について  ===


  技能五輪国際大会は、正式には、国際技能競技大会(World Skills Competition)と呼ばれています。この大会は、1950年にスペインの職業青年団が提唱して隣国ポルトガルとの間で各12人の選手が技能を 競ったことにその源を発し、逐年参加国および出場選手の増加をみて若い技能労働者の祭典と呼ばれるに ふさわしい行事に発展してきました。


 この大会には、憲章が定められており、大会の目的は、参加各国における職業訓練の振興と青年技能 者の国際交流、親善を図ることにあります。


 また、この大会は、国際職業訓練機構(WorldSkills;International Vocational Training Organisation)によって運営され、同組織委員会のメンバーは、加盟各国からの公式代表及び技術代表により構成されています。日本からは、中央職業能力開発協会が同機構のメンバーとなっており、国際大会に日本選手団を派遣しています。


 大会は、現在、2年に1度(奇数年)開催されており、大会の参加資格は、大会開催年に22歳以下であることとなっています。


 わが国は、1962年の第11回大会から参加して以来、毎回優秀な成績を収めています。これまで1970年の第19回大会(千葉)と1985年の第28回大会(大阪)が日本で開催されており、次の国際大会は、「2007年にユニバーサル技能五輪国際大会」として、2007年11月に静岡県内を競技会場に「国際アビリンピック」と同時に開催されます。


 国際大会への選手の派遣については、国際大会が開催される前の年に開催する 技能五輪全国大会 (技能五輪全国大会は毎年開催)の優勝者を翌年の国際大会に派遣することとしており、また、技 能五輪全国大会で実施されない一部の職種については、推薦等により派遣することとしています。
 全国大会への出場選手は、各都道府県職業能力開発協会が行う地方 予選あるいは推薦等により選抜された者としています。


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■静岡で行われる大会ですので見に行けたらいいな、とは思っていたのですが、鶴橋さんご夫妻と一緒に見に行こうということになりました。澄代は同窓会のため仙台に行かなければならず参加できませんでした。


■17日は診療終了後に静岡に行きアビリンピックを見学。夜は静岡名物のおでんを、おでん横町で楽しみました。三人で一杯やりながら実に愉快な一日でした。


 18日は9時に待ち合わせて富士通沼津工場の駐車場に車を止め、シャトルバスで大岡の会場に向かいました。驚いたのは途中から東名高速愛鷹SAに入り、無料で東名高速を沼津インターまで利用したことでした。一生に一度の経験でしょう。そんなルートがあるとは今日始め知りました。

ツインメッセでのアビリンピック会場

鶴橋ご夫妻
歯科技工士部門

どの参加者も一見したところでは国際障害者技能競技大会とは思えませんでした
こちらは口にくわえた絵筆で絵画を描く参加者
技能五輪 in 沼津
日本の匠コーナーで
素晴らしい欄間を背景に
こちらはパン製造部門

見学者の皆さんもお腹が空いているためかため息が漏れていました
日本の匠コーナーで

大人気でした
こちらは特殊な凹面鏡に映した自画像

鶴橋さんのフラッシュが写っています
ヘアアーチスト部門
18日はよく晴れたものの風が強く大勢の見学者も苦労していました