2007年1月30日


 今年は記録的な暖冬。


 昨年の記録的な大雪が、遠い昔のことのように思えます。ヨーロッパのアルプスでは、雪不足のためにスキー産業が大打撃。将来温暖化が進めば、産業として成り立たなくなるのではないか、とさえ言われています。


 そんな一月の終わりに、のんが大学に合格したお祝いに植えた梅が一輪の花を咲かせました。本人は、今週から始まった試験でてんてこ舞い。メイルで、のんの梅が咲いたよ、と伝えても、返事も来ませんが、まぁ、元気でやっているのでしょう。


  年々歳々花相似たり 歳々年々人同じからず


  と言いますが、まさしくこの詩にある通り、季節は巡ってくるのです。


 梅一輪 一輪ほどの暖かさ

 服部嵐雪の俳句。梅の花が一輪また一輪と咲くにつれて、気候も少しずつ暖かさを増すという意味ですが、今年は少々趣を異にしているようです。


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のん梅も可愛らしい花を咲かせました