富山の街散策

 久しぶりに富山の街を散策しました。中川先生のお墓参りを済ませてから宿泊予定の富山のホテルに向かいました。途中の道すがら、以前太閤山団地に住んでいた時に親しくなった仲間と再会し、ひととき楽しく昔話に花を咲かせました。

 そして、団地時代隣に住んでいた朴木さんご夫婦の家を訪問し、歓談に時間の経つのを忘れました。子ども達の幼児期を知っているご夫婦にとっては、成長した三人の子ども達は別人のごとくに映ったかも知れません。

朴木さんご夫婦のお宅で

息子さんは名古屋でトヨタ関連の会社に勤められ、お孫さんも二人を授かり、幸せなおじいちゃん、おばあちゃん生活をされています。

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懐かしのお店で

その夜は富山在住時代に、家族で出かけた懐かしのお店に出かけました。当時は今のように居酒屋全盛時代ではなく、富山駅前のこのお店は貴重な存在でした。


富山駅北口のポートラム

翌朝は拓の希望で早起きして富山駅北口から岩瀬浜駅まで走っている富山ライトレール富山港線の路面電車車両愛称ポートラムを見に行きました。20年前にはもちろん走っていませんでした。富山駅北口もすっかり変わってしまいました。文化センターやしゃれたビルが建ち並び、また歩道の広いことにびっくりしました。コンパクトシティーの代表として全国的に注目されている富山の街。お年寄りもこれなら住みやすそうです。


ポートラムと並んで

低床式で高齢者でも乗り降りが楽そうです。月曜の朝でしたので、学生さんが多く利用していました。デザインも素敵です。「一度乗りたいね」、なんて二人で話していましたが、今日は時間もなく次回のお楽しみ、としました。


あいあい保育園にて

午前中にあいあい保育園を訪問しました。子ども達が元気いっぱい園内を走り回っていました。三人の子ども達も、ここで様々な事を学んだのです。あいあい保育園の園歌は、とても好きです。中川先生が作詞した、「雪の立山、東の空」から始まる歌詞は、懐かしく富山を思い出させてくれます。何度でも口ずさみたくなる歌です。


 

 岡部現園長も、中川先生の後を継がれて、様々なご苦労があるに違いありません。ますますの発展を心から願っています。

松川沿いのサクラ並木

現在は移転してしまいましたが、在職していた済生会富山病院のすぐそばの松川沿いのサクラ並木。3月23日現在では、蕾が膨らんではいるものの、満開にはもう少し時間がかかりそうでした。春になると渡し船も出て、雪国に春が来たと実感したものでした。子ども達とも、この松川縁から城址公園への道を、よく散歩したものです。



 富山は、母方の祖父の故郷でもあり、現在も祖父のお墓があります。ひょんなことから縁あって、富山で学び過ごすことが出来たことは、私自身にとっても、また子ども達にとっても、とても良い経験となりました。そして沢山の良い思い出ももらいました。

 これからも折あるごとに家族で富山を訪れたいと思っています。

 またこの松川縁には美味しいマス寿司店が沢山あるのです。済生会富山病院在職中は、医局でマス寿司品評会、なんて企画もあり、みんなで様々なお店のマス寿司を食べ比べたりもしました。

 この写真を撮った場所にあるのが、我が家のお気に入りのお店、「まえどめ」。愛想の無い職人気質のご主人の作るマス寿司は、その生っぽさが何とも言えず美味しいのです。この日もお昼前には売り切れ。翌日の宅配を頼みました。美味しい物が一杯の富山です。