2012年5月1日(火曜日:曇)


紫陽花の花にテントウ虫が二匹

■いよいよ皐月。一年で一ばん良い季節です。今朝はウォーキングに出かけたものの、雨模様なので、そのままのUターンしました。

雨は鬱陶しいのですが、紫陽花の花は雨を喜んでいるようです。二匹のテントウ虫が紫陽花の葉の上でデートを楽しんでいました。

紫陽花が咲く頃になると、ノンの誕生日です。紫陽花はノンの花ですね。

■連休の谷間。明日一日で、また四連休です。仕事をすると休みたいと思いますし、休むと、また仕事に戻りたくなるから不思議です。そうして、ピンピンコロリが一番の幸せかもしれません。


2012年5月2日(水曜日:雨)


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■昨夜から雨が降り始めました。今日は予報によれば終日激しい雨模様。朝7時30分現在、空模様は嵐の前の静けさです。

今日の写真は、駿河湾沼津SAからの帰り道、地元の方が庭で栽培しているのを見せていただいたもので、バラの一種だそうです。

 今日は午後から、そして夜になって雨と風が強くなってきました。明日は逗子で両親と兄弟たちが集まる予定です。何とか曇り空程度にはなって欲しいものです。

■さてさて夏の電力逼迫の問題から、テレビの放映時間を再興再考う、という意見が出ています。例えば、以下のとおりです。

 私は大いに検討すべき課題だと思います。真夏でも背広を着ながら、電力事情について解説するテレビ番組ほど滑稽なものはありません。


2012年5月3日(木曜日:雨) 憲法記念日


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■昨夜からの雨は相変わらず降り続いているものの、心なしか雨足が弱くなったように思える朝です。

さてさて、今日はこれから電車で逗子に向かい両親を囲んでの昼食会の予定。父は今年は 89 歳になります。母は、87 歳。これまで色々な病気や事故に遭いながらも、二人でなんとか元気で暮らしてくれているのは、本当に有難い事です。

父は、ここ数年足腰が弱ってしまい、外出が億劫になってしまったようです。あれだけウォーキングが好きで、どこへ出掛かるのも厭わなかった人が、家に篭りがちなってしまったのは、致し方ありません。

そんな父を支える母の気苦労も大変です。人の一生とは、本当に難しいものです。人と人が支え合うのが、人という文字の由来ですから、一人きりで気楽に一生を送ることが出来れば、それはそれで人に迷惑をかけることも無いのかもしれませんが、喜びも少ない気がします。

人は人からしか生まれることが出来ませんから、親子の縁は、この世に生を受けた瞬間から一生ついて回ります。豊かな生活とは、正直言えなかったものの、特段不自由することもなく、教育も人一倍受けることができ、一人前に育ててくれた両親には感謝の気持ちで一杯です。

自分にできることは、今度は親として、子ども達を忍耐強く見守ってあげることだろう、と考える昨今です。

 さて兄弟の家族が集まって、本当に久しぶりに歓談しました。

2012年5月4日(金曜日:雨)


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■今日は高尾山に登山です。2007年(平成19年)から連続して、ミシュランガイドで、最高ランクの“三つ星”の観光地に選出されているためか、大した人出です。



2012年5月5日(土曜日:晴れ)


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■さてさて、今日は一日かけて家に帰ってきました。電車の窓越しにみる新緑の鮮やかさは格別です。

 そして今日は、「立夏」。いよいよ、夏が近づいてきます。


2012年5月6日(日曜日:晴れのち雨)


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■いよいよ今日で大型連休も終わりです。明日からは、また平常通りの生活が始まります。

 今日は、親友 久松さんとラウンドしました。何と、何と二人きりでのラウンド。大型連休の最終日。天候も午後から大荒れの予想となると、どうやらキャンセルも相次いだようです。

 東京からのお客さんが来ないと、こんなにも閑散とするのか、と驚きました。

 お蔭で二人で、のんびりと回りました。ハンドボールを学生時代にしていた久松さんは、飛ばし屋です。手首の使い方が上手なのでしょう。後はグリーン周りだけです。

 スコアカードを提出しないことにはハンディも決まりませんし、月例にも出場できません。せっかくの才能が死蔵されることになります。

 朝8時半にスタートして、一時半には上がりました。天候のことも気になりましたので、早々に引き上げました。そして、家の駐車場に車を止めた瞬間に雨が降り始めました。

 そして家に入るや、次第に風雨が強まり、嵐になりました。もう二時間近く大荒れの天候が続いています。まさに、間一髪でした。

 高尾山以来、幸運が続いています。これも拓のお蔭かな? いや、連れ合いのお蔭ですね。そう言わないと、大変なことになります。

(●^o^●)

■本当に楽しい連休でした。


2012年5月7日(月曜日:晴れ)


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■昨日は北関東地方で竜巻や雷など大荒れの天候。被害者も続出です。雷に遭遇した時に、どう対処したら良いかは、普段から考えておかないといけませんね。

■今日から、また普段の生活が始まります。朝ウォーキングで見た富士山は、冬の間よりもむしろ今の方が真っ白な頂を見せています。立夏を過ぎた暦からすると、不思議な感じです。

■さてさて、以下の記事は衝撃的です。

日本は小さな島国で、世界からは侵略的な悪影響ばかりがやって来る、というイメージを持ちがちです。

しかし外国の友人に、「日本は小さな島国ですから」と、もん切り型に謙遜して話すと、決まって怪訝な顔をされます。被害者意識ばかりを持ちがちなところが、やはり島国根性の表れなのでしょうか?


2012年5月8日(火曜日:晴れ)


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■今日は爽やかな初夏の天候でした。と言っても、私はいつもの通り籠の鳥。カーテンを開けて東側の庭に植えてある柿の木の青葉を通して、初夏の爽やかな青空を見つめるしかありません。

 しかし、こうした生活も悪いばかりでもなくて、紫外線を浴びる確率が低いことから、眼科医は白内障に最もなりにくい職業の一つだ、という話を聞いたことがあります。

 確かに自分で自分の眼を手術するわけにはいきませんから、これは有難いことです。

(●^o^●)

■さてさて、以下の記事は興味深いものがあります。誰かがどこかで、こんなことを書いていました。

「デジタル化されたものは、限りなく無料に近づく」

 価値のあるものにお金を払うことに、もちろん異議があるわけではありません。しかし世界は様変わりしつつあります。


2012年5月9日(水曜日:雨)


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■拓が中学に入学した記念でしたか、我が家の玄関先に植えたサクランボの実が、今年も実りました。

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 小鳥たちが啄(ついば)みにやってきます。

 私もいただきました。 

 (●^o^●)


■さてさて、学生時代に大変お世話になったのが、「名画座」です。新宿、渋谷によく通いました。今また、名画座が熱いようです。

2012年5月10日(木曜日:晴れのち雨)


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■午後からはにわかに雲行きが怪しくなり、雷を伴って雨となりました。大気が不安定のようです。今日の写真は、紫陽花の葉に遊ぶ毛虫です。毛虫というと、何だか気持ち悪いものの代表みたいに思われますが、ファーブル昆虫記を読むと、毛虫がグッと身近な存在になるから不思議です。

■さてさて、企業が国境を超えて活動を始めると、意思の疎通をどう取るか、という問題が切実になってきます。以下の問題は、これから決して一部の人々だけの問題ではなくなってくるでしょう。

クリントン大統領の時でしたでしょうか、難しい語彙を使うのを止めて、なるべく易しい簡潔な英語を使いましょうという、「Plain English」ということが言われたように記憶しています。

多国籍の人々の間で意思の疎通を図る時には、可能な限り明瞭で簡潔な表現を使う、ということが必須になってきます。

例えば、延期する、というときに、「put off」と言わずに「postpone」と言いなさい、といった具合です。

これは大切な指摘のように私には思えます。


2012年5月11日(金曜日:晴れのち曇り)


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■一日穏やかな天候でした。昼休みに銀行に振込に出掛けました。昼間に出かけることはあまりないので、初夏の爽やかな空気を吸う快感は良いものです。

■さてさて、すっかり無くてはならないお友達になった iPad ですが、床に入る際には電子書籍端末に早変わりです。スキャンして保存してある堀田善衛さんの、「ゴヤ」を読み進めています。

 そんな私には、以下の記事は、その通り、と膝を打ちたくなります。

 この記事の中で以下の部分は、本当に、その通りだ、と拍手を送りたくなります。

 「おくのほそ道」を読もうと、書架をひっくり返す。ない。また買うしかないか。

 船会社に勤める中学の同級生から、酒田港の子会社に出向になった、とメールあり。「五月雨をあつめてはやし最上川」。初夏は最高だよ、と友はいう。

 ボランティアが版権の切れた本を電子化している「青空文庫」をスマートフォンでチェック、残念ながらなかった。こんなとき、電子書籍を簡単に買えたらなあ、と思う。

 アマゾン・ドット・コム創業者CEOジェフリー・ベゾスが4月中旬に来日し、日本でも2012年内に電子書籍の販売に乗り出す方針を明らかにした。日本経済新聞のインタビューに対して、次のように語っている。

 「(電子書籍の)キンドル事業における我々のビジョンは『いかなる言語で書かれ、印刷された本であっても60秒で手元に届く』というものだ。米国で2007年に事業を始めたときには9万タイトルだったが、今では著作権を持つ作品だけで100万タイトルを優に超える数になった。日本でのキンドル事業に関しては今年中に発表する」(2012年4月13日 19:18 日経電子版)


 以前にも書きましたが、アマゾン社と比較して語られることの多い日本でのライバルとして楽天がありますが、残念ですが、今のところ楽天はアマゾン社に遠く及ばない、と私は感じています。

 アマゾンは、誰もがしていなかった分野を切り拓き、新しいビジネスモデルを確立してきました。まさに開拓者なのです。最高経営責任者のベゾス氏は、アップルのジョブス氏と今や並び称されるほどです。

 楽天は上手にモノマネをしていますが、革新的な分野を切り拓いているわけではありません。中国からは先日撤退しました。日本では順風満帆のようですが、これからが正念場です。今後に期待しています。


2012年5月12日(土曜日:晴れのち雷)


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■今日も夕方にわかに空が暗くなり雷雨となりました。短い時間でしたが、本当に不安定な天候が続きます。

■今夜は、ベトナムはればれ支援隊の定例会がありました。今年の夏の支援の旅の内容を検討しました。残念ながら参加人数も限られ予算も乏しい中での活動計画策定は難儀です。

それでも、みんなで知恵を出し合ってより良い活動ができるように、と話し合いました。なかなかに大変です。


2012年5月13日(日曜日:晴れ)


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■今日は新沼津CCの月例でした。坂口さん、今枝さんと三人でのプレイ。一日良い天候に恵まれ最高の一日でした。

 アウトからのスタートで、45+44=89 と目標通りの結果でした。後半は、最初の3ホールをパーで上がるという最高のスタート。ところが、16番のロングホールの第二打目をミスしました。7番ウッドでのショットがOBになってしまったのです。

 OBだけは叩かないように、と気をつけていたのですが、思いの外飛んでしまい最悪の結果でした。最後の3ホールで6オーバーと前半の貯金を使い果たしてしまいました。

 それでもグリップなどの改善点がしっかりと確認できて、大きなミスショットは、その一打だけでした。最後まで勝ちきるというのは、本当に大変です。結局そのOBが祟って、優勝を逃しました。それでも収穫の大きい一日でした。

 次回が楽しみです。

■さてさてスペインでの再生可能エネルギーの充実ぶりが目立ちます。以下の記事には、とても驚かされます。

 スペインは肥沃な大地というものを、あまり持っていません。ナポレオンが言ったと伝えられる、

「ピレネーの向こうはヨーロッパではない。アフリカだ。」という言葉は、実際に行ってみると実感できます。カラカラに乾いた大地が広がっているのです。

 今読んでいる堀田善衛さんの「ゴヤ」にも、そのあたりのことが詳しく書かれています。ゴヤの故郷アラゴンのフエンテトードス村は、まさにそんな土地の代表。烈風吹きすさぶ不毛の大地です。

 それだけに逆に風力発電には、もってこいなのかもしれません。

 何が幸いするか分かりません。烈風吹きすさぶ不毛の大地が、巨大な風力発電の大地に生まれ変われれば、それは科学技術がもたらす恩恵にほかなりません。


2012年5月14日(月曜日:晴れ)


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■上記の写真は、庭に植えた柿の木です。青葉が見事に茂って、合間から早朝の光が差し込んできました。こんな木漏れ日を見ると、思い出すのは、映画「羅生門」です。映画は白黒でしたが、その映像美は見事でした。

 黒澤監督も三船敏郎さんも、そして森雅之さんも鬼籍に入られました。京マチ子さんはお元気なのでしょうか? 日本の映画全盛期を支えた皆さんです。

■さてさて以下の記事を読むと時代の激変ぶりが分かります。ピンチはチャンスなのでしょうが、それに適応できない人が続出するのは、いつの時代も同じです。そのサイクルが目まぐるしいのがIT時代の特徴でしょう。

 一部を引用すると、

 GoogleやFacebookがハードに進出する時代とは、業界と業界を分けていた壁が崩れ、急激に業界地図が塗り替えられる時代です。

 既得権益を持った既存のプレーヤーに付け入る隙ができる時代、変わることができる者にとってはチャンスの時代。そう思いながら、自分を奮い立たせ、私も新しい分野に挑戦し続けようと思っています。


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 紫陽花の花が一雨ごとに成長しています。その過程を見るのも楽しみです。


2012年5月15日(火曜日:雨)


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■今朝は昨夜からの雨が、降り続いています。予報では一日雨のようです。今日は午前中一杯休診にして特別支援学校の学校検診に出かけます。

■春の雨というと私が思い出すのは、与謝蕪村の

春雨や 小磯の小貝 ぬるるほど


 という句です。しとしとと降る春雨という大きな情景から、浜辺の砂に隠れたような本当に小さな貝へと視点が集約されていく、その動きが見事ですね。

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 玄関先にあるミニトマトの鉢です。雨に濡れています。でも、そこは春雨ですね。寒々しくないところが嬉しいです。


2012年5月16日(水曜日:雨のち晴れ)


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■朝のウォーキングに出かけたのですが、残念ながら小糠雨の中でしたので、途中で引き返して郵便局に寄り封書を投函して帰って来ました。雨粒に濡れた花々を見るのは、本当に心洗われる一瞬です。

■さてさて、以下の記事は本当に示唆に富む内容です。

日韓の IT 事情を知る先賢が提言
「日韓の行政システムには共通性が多い。
韓国の変革から学べることは多いはず」


 というのですが、読み進めると、なるほどなるほど、と頷く事ばかりです。ぜひお読み下さい。

 私達は、何かというとすぐに欧米諸国に目を向けがちです。もちろん先進的な概念や技術の多くが欧米発であることは論を待ちません。しかし、それをどう社会に活かしていくか。

 決して隣国を侮ってはなりません。学ぶべき点が大いにあるのです。

 韓流ドラマばかりが、お手本ではないのです。

 特に医療分野での提言には、我が意を得たり、という思いです。以下の発言は、現場にいるものとして、100% 実感できるのです。

「私があこがれていた日本はどこへ」

――行政以外の分野でも、日本の状況を見て危機感を感じることがありますか?

 私たちは、「行政」のほか、「医療」と「教育」の分野の IT でもコンサルティングを行っていますが、ここでも多くの課題があります。

 たとえば、日本の先端医療の水準は非常に高いですが、そういった先端医療の恩恵を受けるのは国民のほんの数パーセントです。足元の、普段の医療サービスが本当に患者さんにとって使いやすく、便利に整備されているかどうか。

 医療機関の電子化というと「電子カルテ」が挙がりますが、これは診療行為に利用される医療機器の一部であるにもかかわらず、システムエンジニアたちが電子計算システムとして作っています。それに、システムが老朽化して新しいものに移行する必要が出てきても、元のシステムを作ったシステムベンダーから「他社製品に載せ換える場合は、データ移行の責任が持てません」と言われる。データ移行に問題が起きれば、患者さんの命にかかわりますから、病院側はそんなリスクはとれません。結局同じベンダーで構築せざるを得ず、競争がないのでコストも高くなります。そもそも病院側が主体性を持って「戦略的情報システム」として利用しないといけないのです。

 韓国の場合は、法律的に患者さんが自分のカルテなどの複製を病院側に申し込んだ場合、病院が断ることはできなくなっています。なので、ほかの病院に診療関連記録などを持って行けるので、二重に検査を受けることもなく、診療データの連続性が保てられ、診療の質が高くなります。さらに診察が終わると診療費収納端末で、処方箋を発行せずに薬を受け取る薬局を選べ、選択した薬局ですぐに薬を受け取ることができる。情報の共有が安全かつシームレスに行われています。


 電子カルテにおける、この囲い込みという現実は、どれほど多くの弊害をもたらしているか計り知れません。基礎的な部分、パソコンで言えば基本ソフトに当たる部分を国が主導して共通化し、その上で走るソフトウェア(電子カルテ)に関しては、各メーカーが使い易さと価格で競えば良いのです。

 ところが現実は、基本がバラバラのまま勝手にメーカー主導で進んでいるために、ある会社の電子カルテを導入することは、一種の博打になっています。こんな恐ろしいことは、私にはできません。

 こうした部分での無駄をなくしてから、必要であるなら消費税率の引き上げという選択肢に進まないと、橋下大阪市長の言われるとおり、まさに「蟻地獄」に陥るのは目に見えています。

 現在の政治のあり方は、小手先の対症療法ばかりに終始しているように私には見えるのですが。

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物知りの鶴ちゃんによるとジャガイモの花のようです。


2012年5月17日(木曜日:晴れ)


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■柿の花が咲いています。可愛らしい小さな黄色の蝋細工のような花です。以前、鶴ちゃんに教えてもらいました。

■今朝の夜明けの東の空は見応えがありました。

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空はやはり秋に限るのですが、初夏もなかなか良いものです。


2012年5月18日(金曜日:晴れ)


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■昨夜はのんちゃんから電話があり、明日の夜にあやちゃんと一緒に一日だけ帰るよ、とのこと。先日から、帰るとは聞いていたのですが、仕事で忙しく、いつになることやら、と半ば諦め気味だったのですが、嬉しい限りです。

 どうも、拓とも連絡を取り合って、三人が久しぶりに家に揃って帰ってくるようです。家族五人が揃うのは何年ぶりでしょうか。子ども達が成長する、ということは、そういうことなのですね。

 そんな連絡があった今朝、ウォーキングにでかけると、紫陽花の花が色づいていました。

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 紫陽花といえば6月。のんちゃんの誕生月です。のんちゃんの花、紫陽花も準備万端です。


■さてさて、どの国も医療問題では四苦八苦です。先進国では高齢化が深刻化し、それだけ病人の数も増えるわけです。自分自身のことを考えても、当然のことながら若い時には、自分が年寄りになることなど想像もできませんでした。あっちが痛い、こっちが痛い、と言っている自分など考えられませんでした。

 腰が痛いからと、父に頼まれて腰の上に乗ってあんま替わりをした事を、つい昨日の事のように覚えています。自分自身が、今度は腰痛に悩まされているのです。

 以下の記事を読むと、お隣の国も大変のようです。日本人は、国民性が本当に穏やかですから、大阪のオバちゃん達が話しているのを聞いて、キツイなぁ、と思うのがせいぜいです。しかし、お隣の国では想像もできない行動に走るようです。

 そこまでやるか、と驚くと同時に、日本で良かった、と一町医者としては安堵するばかりです。


2012年5月19日(土曜日:晴れ)


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■昨夜は子ども達が数年ぶりに勢ぞろいしました。拓は東京から、のんとあやは名古屋から車で駆け付けてくれました。どうしてみんなが集合したのか、正直よく分からない面もあるのですが、嬉しいことには違いありません。

 それぞれが、それぞれの分野で悪戦苦闘しているようですが、日々成長している証でもあります。そんな苦闘ぶりを聞いていると、一年後が楽しみです。きっと、さらに逞しくなって、また帰ってきてくれるに違いありません。

 拓とは12時近くまで四方山話で過ごしました。全く異なる分野に飛び込んで一年余り。本当に大変だったと思いますが、ようやく馴染んできたのかもしれません。生活のリズムもできたのでしょう。以前とは違って少し余裕も感じられました。

 三人とも、まだまだこれからですが、それぞれの分野で力を発揮してほしいものです。


2012年5月20日(日曜日:曇)


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■のんとあやは昨夜帰って行きましたが、こちらは大変でした。疲れが溜まっていたのでしょう。仕事をしていた午前中から胃の痛みと嘔気を感じていたのですが、夕方からひどくなって来ました。のんが点滴をしてくれ、ひたすら寝ることにしたのですが、せっかく拓とスンと三人でゆっくり夕食を、と思っていたのが台無しでした。

 やがて夜になると、さらに発熱がひどくなり始めました。参りました。扁桃腺を摘出して以来、めったに発熱することは無くなったのですが、それでも疲れが溜まるとダメです。年に一度程度熱発します。

 夜中は七転八倒でした。呼吸は苦しくないし、咳も出ない。以前のような肺炎の可能性も無いはずだ、と信じながらも、夜の静寂の中で一人寝込んでいると、実に不安になるものです。

 健康の有り難さを、こうして一時的にしても失ってみると、本当に痛感します。もう無理のできる歳ではない、ということでしょうか。

 それとも、スンの言うように、子ども達が帰ってくる、と聞いて嬉しさのあまりはしゃぎ過ぎ、知恵熱的な発熱だったのでしょうか?

(●^o^●)


2012年5月21日(月曜日:曇)


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■今日は何と言っても金環日食です。朝6時に起きて東の空とにらめっこ。7時10分現在曇り空ですが、7時前に日食グラスで見てみると、確かに太陽は欠けています。あと20分ほどでこのあたりは最高潮になる、という報道です。

■さてさて、iPad と付き合い始めてほぼ二ヶ月。最初の熱狂も過ぎて、反省期に入ったようです。最初の一ヶ月殆ど全ての作業をiPad で行なっていたのですが、やがて肩こりが酷くなり頭痛も来して断念しました。

 そして久しぶりに見たノートパソコンの画面が、何と雄大に見えたことか。

 以下の記事を読むと、なるほどと納得させられます。

 初めの書き出しの部分。なるほど、確かに私も、そう思いました。

 わたしがコンピュータに向かっているときには、電子メールを書いたり、記事を書いたり、同僚や友人とインスタントメッセージを交わしたり、TwitterやGoogle+に興味深いリンクを投稿したり、ビジネス文書を見直したり、写真を編集したりといった、積極的な活動に多くの時間を割いている。これらのことはiPadでもできなくはないが、どれを取っても普通のコンピュータでやった方が効率的だ。また、11インチの「MacBook Air」やASUSの「ZENBOOK」などのラップトップでも同じことができ、しかもこれらはiPadと同じくらい運びやすく便利な形状を持っている。

 プログラム間のコピーアンドペースト、ファイル間の切り替え、古い電子メールメッセージから素早く検索して情報にアクセスする、多くの人と同時にインスタントメッセージを交わす、といったことになると、わたしにとってはiPadは煩わしすぎる。

 読み物やメモを取ることについては、わたしはiPadを気に入っている。また、動画の視聴やソーシャルメディアのチェックについても、iPadを気に入りつつある。しかし結局、わたしはiPadをあまり長い時間使っていない。わたしがやっている大半の作業のニーズに合わないからだ


 それでも、やはり iPad の存在価値は、十分にあると思います。最後までお読み下さい。

 お遊びで、こんなこともできますよ。


2012年5月22日(火曜日:曇)


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■昨日は金環日食一色の一日でしたが、今日は東京スカイツリーの日になりそうです。朝からテレビは、そればかり報じています。東日本大震災で遠のいた観光客も、また日本に戻ってきてくれると良いですね。

■さてさて、「田中宇の国際ニュース解説 会員版(田中宇プラス)2012年5月21日」を読むと、中東で何が起きているかに驚きます。日本のマスコミを通じては決して目にすることのない情報です。

米覇権後を見据えたイランとサウジの覇権争い


 意識してか無意識なのか、日本のマスコミは英米系の視点からしか、報道することがありません。欧米のマスメディアは何とかの一つ覚えのように、「民主化」ばかりを叫びますが、心から世界中が民主化されるのを願っているわけでは、もちろんありません。自国の国益に叶うように利用しているだけです。それが国際政治というものでしょう。

 それを何も考えもせずに、右から左に流しているのが日本のマスコミですから、最近はそのマンネリ化したパターンにも慣れました。つまりは、読んだり聞いたりする前から内容が予想できる、という事です。

 マスコミが報じる民主化というものが、いかに胡散臭いものかを知ることから、我々日本人は初めなければいけないのでしょう。


2012年5月23日(水曜日:晴れ)


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■昨日とは打って変わって爽やかな初夏の青空。昨日の東京スカイツリーの開業日と合えば良かったのですが、こればかりは致し方ありません。緑が雨に洗われて瑞々しさが際立ちました。

■もちろん沢山の方がいらっしゃるのでしょうが、私にとってはアジアの三賢人といえば、韓国の李 御寧《イー オリョン》さん、台湾の李登輝さん、そしてマレーシアのマハティールさんです。深い知性と共に豊富な政治経験をお持ちです。イー オリョンさんと李登輝さんの本は、何冊か読んだことがあるのですが、今回マハティールさんの以下の対談を読んでみて、日本に対するその深い洞察と的確な助言に頷くばかりでした。

 指摘されてみて、なるほど、と目から鱗が落ちる思いの言葉が多々ありました。例えば、

 私からすると、日本は米国を富ますことに熱心に見えます。そろそろそんな考えは捨てて、日本自身を富ますことを考えるべきではないでしょうか。

 そして優れた日本製品が買いたくても買えなくなった国もあるということを日本は知るべきです。円を切り上げたことでそうした国の豊かささえ犠牲にしたことになるんです。


 あるいは、

 それ(リーマンショック)は大きな影響があったと思っています。世界経済の変節点だったと言っていいかもしれません。

 欧州と米国はいまでも金持ちの国と考えているようですが、実際には彼らは貧乏な国になってしまっている。それが分かっていないから、自分たちに降りかかっている問題を解決できなくなっているのです。

 欧州の多くの国も米国も、もはやビジネスと呼べるものがほとんど失われてしまっています。残っているのは金融だけでしょう。

 金融機関は確かに一度に大きなお金を稼ぐことができるかもしれない。しかし、それは賭博のようなもので、新たな雇用も新ビジネスやサービスも生み出しません。人材もそれほど必要としないので、国として失業率は当然高止まりする


 さらに、

私が首相であった時代には、原発の導入は全く考えませんでした。それは、原子力に対する知識が未熟だからです。マレーシアが未熟というのではなく、人類という意味でです。

 原子力エネルギーを取り出す技術は確かにかなり確立されました。しかし、一度放射能を出し始めた物質から放射能を取り除く技術は全くできていない。

■核のゴミ問題を解決できた国は1つもない

 つまり、原発から必ず出る核のゴミをどう処理していいのか分かっていない。埋めることさえできない。技術がまだ未熟なんです。世界中で核のゴミの問題を解決できた国は1つもありません。

 確かに、原子力発電はコストが安いのかもしれない。しかし、ゴミの問題が全く解決できていない段階で原発を導入するわけにはいきません。

 多少コストが高くてもほかのエネルギーを使うべきなのです。化石燃料に頼らない自然エネルギーの利用方法が世界中で開発されています。そちらに期待すべきだと思います。

 とりわけ日本には十分な水力がありますよね。冬の間に山に積もった雪が解けて川に流れ込み、一年中、豊かな水資源に恵まれている。しかし、日本はこの水資源を十分に活用しているとはどうも思えない。

 水力発電はイニシャルコストは高いかもしれないが、発電コストという意味では非常に安いし、メインテナンスも楽です。原発の事故を起こしたいま、こうした自然エネルギーの利用を真剣に考えるべきではありませんか。

 もちろん、風力とか太陽光発電とかも日本の技術力をもってすれば能力を上げてコストを大幅に下げることも可能でしょう。


 そして極めつけは、中国の軍備の増強に対して、

 もちろん、中国は脅威を受けているから軍備を拡大させているとだけは言えません。先ほど申し上げたように経済的に豊かになれば強い軍隊を欲しくなるものですから。

 ただ、歴史的に言えるはっきりした事実があります。

 中国はチベットなど限られた例外を除いて、外国を侵略したことがないということです。しかし、米国や欧州各国は違います。

 欧州(ポルトガル)は1509年と1511年にマレーシアにやって来ました。そしてわずか2年後にマレーシアを征服した。しかし、中国は2,000年も前からマレーシアにやって来ているのに、マレーシアを征服はしていないんですよ。

 急速に発展を遂げる中国は市場としての魅力がどんどん増しています。このことはマレーシアはもちろん、日本にとっても最も重要なことでしょう。軍事的脅威などと煽る者の言うことを聞かないことです。


 どのページも私にとっては大変示唆に富む内容でした。国民の一人一人が日本のマスコミにだけ目を凝らしている、いわば情報ガラパゴス化を脱しない限り、日本の未来は無いように私には思えるのです。

 マハティールさんが心の中で叫んでいるのは、「アジアの国同士で争って得になることは何も無い。欧米諸国の餌食になるだけだ。」という、歴史から学んだ痛切な思いに違いありません。


2012年5月24日(木曜日:晴れ)


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■各地で気温が上がりました。明日はまた天気が崩れるようです。

■午後からロータリークラブの例会があったのですが、例会場に到着してびっくり仰天。仲間の会員が、突然亡くなったとの知らせを聞いたからです。ここ数年血液のガンを患い、薬を飲みながら闘病生活を送っていたのですが、急変したようです。

 明るく楽しい性格で、周囲を明るくする力のある、本当に素晴らしい仲間でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。

 在原業平の辞世の句、

ついに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを


 を、つい思い出したりしました。享年 62 歳でした。


2012年5月25日(金曜日:曇)


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■どうやら今日は天気が下り坂のようです。

 昨日は、新潟県でトンネル爆発事故がありました。4名の方が、未だに行方不明になっています。早く救出されると良いのですが。

 トンネル爆発事故というと、思い出す症例があります。以前大学病院に勤務していた頃、もっと小規模でしたが、やはりトンネル事故があり患者さんが運び込まれてきたことがありました。

 セメントを急速に固めるために使用される薬剤が多量に目に入ったためです。この薬剤は強アルカリ性の上、粉末状でしたので、治療は大変でした。アルカリ性物質は組織進達性が強く、組織破壊力が強力です。そのために一晩中点滴を使って洗眼をした記憶があります。器械で眼を開けっ放しにして、上から洗眼液をポタポタと一晩中落とすわけです。

 治療のお蔭で何とか失明は取り留めましたが、印象的な症例でした。トンネル事故が起こる度に思い出します。

■さてさて、私も利用していますが、Facebookの株式公開(IPO)ニュースには驚きました。同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、このIPOで数百億ドルの資産を手にしたと言われています。ところが、その後さっぱり株価は上がらず、株主から訴訟を起こされる始末。後味の悪い騒動でした。

 と、もうひとつの驚きが、マーク・ザッカーバーグ氏の翌日の結婚発表でした。以下の記事を読むと、なかなかに興味をそそられます。

 なるほど、資産家というのは賢くなくてはいけません。

2012年5月26日(土曜日:晴れ)


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■夜、24日に亡くなられた友人のお通夜がありました。ここ数年血液系の悪性腫瘍と戦って来られたのですが、先月でしたか、お会いした時には、お元気そうでしたので、とても驚きました。

 生老病死は、誰もが避けることが出来ない宿命、と頭では分かっていても、いざ自分がその立場になって冷静でいられるはずがありません。「思い残すことはありません」と、爽やかにおさらばしたいのは山々ですが、そうは行かないところが、人間の宿業なのでしょう。

 そんなことを思っていると、良寛和尚の辞世の句、

うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ


 は、見事な生き様というべきなのでしょうが、私にはとても真似できそうにありません。自分の良い所も、弱い部分も、足りない所も、何もかも見てもらうべきものは全て貴方に見てもらった。あとは静かに散っていくだけだ、という事でしょうか。

 自分が散っていく時は、どんな心境なのでしょうか。想像もできません。


2012年5月27日(日曜日:晴れ)


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■今日は地域の清掃作業。側溝掃除で結構な量のヘドロが溜まっています。爽やかな青空のもと清掃作業に汗を流してシャワーを浴びた後の心境は、悪くありません。

 日曜日にしか、一日落ち着いた時間の取れる時がありませんので、せっかくの日曜日を潰されるのは辛いのですが、終わってみれば晴れ晴れした心境です。

■さてさて、街の本屋さんが次々と消えている、というニュースは心が痛みます。

 どうしてでしょうか。確かに本を読む時間が減っているのでしょう。テレビを見る時間も減っています。確実に増えているのはネットに費やしている時間に違いありません。

 現在私は、iPad 上でスキャンした蔵書を読んでいますが、一度電子書籍を利用すると、印刷された本を読む気はしません。今まで、いわば死蔵されていた私の本たちが、スキャンされることで蘇ったのです。たぶん、一度経験されると、どなたでも実感できると思います。

 いつでも、どこでも、どの本でも、大きな文字で綺麗なページを読めるとあれば、厚くて重い書籍を持ち歩く人はいません。日本の出版界を見ていると、今までの仕組みを壊したくない、という思いばかりが先行して、結局は全てを台無しにしてしまった家電メーカーを思い出させます。

 一部の作家の皆さんがスキャン業者を著作権法違反で訴えて、廃業に追い込んだようですが、私には理解しにくい行動です。

 もちろん著作権を守ることは大切なことですが、最も大切なのは如何に多くの読者に本を読んでもらうか、という一点です。べつだん紙に印刷されている必要は無いのです。現状は、印刷された殆どの書籍が、あっという間に書店から姿を消し古紙回収に回されてしまい、欲しい本を読者が手に入れることは、実は容易なことではないのです。

 そうした現状を変えること無く、スキャン業者を締め上げたからと言って、読者にとっては何の改善にもなりません。作家の皆さんのこうした行動は、力を向ける方向を違っているように私には思えてなりません。

 日本の出版業界が、またしてもガラパゴス化した、と言われないことを祈るのみです。

2012年5月28日(月曜日:晴れ後雨)


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■上記の写真は栗の木で遊ぶてんとう虫です。愛鷹山の山中にも、収穫するための栗林が以前はあったのですが、手入れをする人がいなくなったのか、放置されたままです。鶴ちゃんとウォーキングしていると、その様子が分かります。

 あの辺りの地主さんは、東西通路の要に位置しているお蔭で、東名高速道路、新幹線、またまた新東名高速道路と天からお金が降ってきます。知り合いのお話では、二束三文の土地が、数億円に早変わりしたそうです。それでは、ちまちま栗の収穫などやってられないでしょう。

 しかし、それが幸か不幸かは微妙なところです。人は働くなくてもお金が入ってくれば、しかもそれが泡銭とあっては、勤労意欲は限りなくゼロに近づきます。それが人間です。

 子ども達の間での遺産争いなど、まさに「禍福はあざなえる縄のごとし。」です。真面目に毎日働き、自分の力で稼ぐことが、幸せへの確実な道であることは間違いなさそうです。

■さてさて、以下の記事は希望を感じさせてくれます。

 遥か沖合で風車を回して発電しよう、というのは、素人が考えても難しいことが分かります。途方もなくどでかい風車を、常に揺れ動く波間の上で安定して回転させる、なんて芸当は、どうみても離れ業です。

 しかし、だからこそ価値があるのでしょう。日本は今、自動車とデジカメで何とか食っている、というのが実情ではないでしょうか。それに次ぐ産業を育成できるかどうかが、日本の未来を決めるのです。飛行機も楽しみです。三菱重工が開発している MRJ や、ホンダが開発している近距離用の飛行機も、すぐそこまで来ています。

 そうした努力を怠れば、結局は英米のように金融業ばかりが肥大化し、極少数の極端な大金持ちと失業に苦しむ大多数の国民、という極端な格差社会になってしまいます。これからの 10 年が、本当に大切なのではないでしょうか。



2012年5月29日(火曜日:曇のち雷雨)


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■今日も昨日と同様、日暮れ時にかけて雷雨になりました。予想されていたほど酷くはなかったのですが、それでも空が真っ暗になっていくのは、何だか薄気味悪いものです。

■さてさて、以下の記事を読むと、固定観念というか、先入観というのか、なるほど凝り固まった頭では、同じような発想しか出てこないものだ、と納得します。

 1998年にアムステルダムで行われた国際眼科学会に出席した際に、驚いたことの一つが、アムステルダム駅には改札が無い事でした。切符を買わないで乗っちゃう人を、どうやってチェックするんだろう、と不思議に思ったことを覚えています。

 情報技術が発達した現在では、あの時とは違った意味で、改札が必要なくなってきている、ということです。韓国の試みは、日本も学ぶべきだと心から思いました。


2012年5月30日(水曜日:晴れ)


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■今日は一日天候も安定していました。雷も一休みです。

■さてさて、以下の記事を読むと医療過疎の問題が深刻です。研修医制度がスタートして、結果としてどうなったかというと、医師の偏在が強まった、という事です。

 つまりは、研修医の自由意志に任せておくと、都会にばかり集まって地方には十分な医師が確保できない、という現実です。

 「白い巨塔」という映画で、みなさんもご存知の医局制度。私も経験しました。あの映画は、鋭く現実を描いてはいるのですが、誇張されていることも事実です。

 教授が絶対の権力を握り、隠蔽体質で凝り固まった医局という制度、という描き方です。もちろん真実も含まれていたことも事実ですが、教授という存在を戯画化しすぎです。

 少なくとも私の知る教授の方々は、地域医療を何とかして確保しなければいけない、という使命感をお持ちでした。医局員にとっては、とんでもないと思われる病院に飛ばされたりして、えらい迷惑だったことも事実ですが、それで地域医療は支えられていたのです。

 ところが、そのタガが外れてみると、ネコも杓子も都会を目指して、地方を切り捨てていったのです。母校がどこにあろうと、知ったことではありません。一県一大学、というシステムが崩壊したわけです。

 少なくとも卒業後に五年間は母校の所在地方で勤務する、という縛りがあってもおかしくない、と私は思っています。自由や権利はもちろん大切ですが、誰も彼もが自由と権利ばかりを主張し始めると、社会は収拾がつかなくなります。最低限の義務は、やはり必要です。

 いったい誰が、どんな目的を持って、現在行われている研修医制度を始めたのか、実に疑問を感じざるを得ません。頭の切れる専門家が集まって設計したにしては、とてもお粗末に見えるのです。もっとも、最初から日本の医療制度を破壊することを目的にしていたとすれば、実に見事な制度設計だった、と感嘆するばかりですが。


2012年5月31日(木曜日:晴れ)


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■今日は午後からロータリークラブの例会。ビジターの皆さんが、四人も来てくださって大賑わい。会場が街中から少し離れたために、客足が遠のくかと思いきや、意外と来てくださるので有難い限りです。

 ニューウェルサンピアは、食事が豪華です。今日はビジターのお一人が、ご飯をお替わりをしたそうで、そんなことは初めての事のようです。

 今日で皐月も終わり。爽やかな一ヶ月もあっという間に過ぎ去りました。もう梅雨が、そこまで迫ってきています。今年はどうなるでしょうか。

■さてさて、以下の記事はなかなかに刺激的です。地方自治体の模索が続くわけですが、どこも厳しい経済状況の中で大変です。結局は、どこの首長さんも従来路線の踏襲で大過なく任期を終えて、後はのんびり老後を、というパターンが殆どです。

 この市長さんは、街を変革しよう、と本気で思っているのでしょう。余計なことをせずに財政破綻を待つのが、大人の市長というものなのでしょうが、性格的にそれができないのでしょうか。

 でも市民としては、こんな市長のもとで生活してみたい気がします。