2013 年 04 月のページ


2013年4月30日(火曜日:曇)


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■昨日とは打って変わって黒い雲が迫ってきています。天気は荒れ模様です。これから三日間は暦どおりに仕事ですので、特段自分としては困ることはないのですが、患者さん達が足元が悪くて可哀想です。

■さて昨日の久松さんのホールインワンの興奮のためか、昨夜は寝付けませんでしたが、単に筋肉痛のためのようです。

(●^o^●)

 日曜日に LSD をした時には、それほどの変化はなかったのですが、昨日の夜から両脚太腿の外側の筋肉が痛くて階段の昇り降りがキツイほどになりました。時間が解決してくれるでしょうが、困ったものです。

■さて、ボストン・マラソンでのテロ事件の悪夢も、そろそろ忘れかけていますが、以下の記事には驚かされます。


 こうした深い分析に基づいた報道は、テレビや新聞ではお目にかかれません。ありきたりの報道、つまりはアメリカ政府側からの報道に基づいた、ごくごく表面的な報道です。

 国内の事件でも多くの事件報道は、「当局の発表によれば」という内容が殆どです。つまりは、ただタレ流しているだけで分析などしていません。厚生労働省の村木厚子さんの冤罪事件などが典型例です。あれだけの人ですから社会復帰も可能でしょうが、普通の市民では社会的に抹殺されて終わりです。

 一方報道した側のテレビ局や新聞は、まるでそんなことは無かったかのごとく、毎日、毎日ただ上っ面を滑っているばかりです。あの人達に人並みの人権感覚など、あるんでしょうか。会社に入った時には、きっと社会の木鐸になるんだ、と強い決意で仕事を始められたのでしょうが、長年の勤務で長いものにまかれて、感覚が麻痺してしまったのでしょうね。

 日本は、いま本当に大切な曲がり角に来ていると思います。太平洋戦争での敗戦を受け入れて、国際社会に復帰した戦後の原点をひっくり返そうと思っているかの政治家の行動は、将来の日本に何をもたらすのか、本当に国民一人一人がしっかり考えないと、大変な付けを子ども達にもたらすことになります。

■さて皇太子ご夫妻は 30 日のウィレム・アレキサンダー新国王即位式に出席するため、オランダを訪問中です。市民社会が、どこよりも早く成立、成熟した歴史を持つオランダで王政が続いているのも意外でした。

 さっそく Wikipedia で調べてみると、これまで知らなかったアジアとの歴史に遭遇します。インドネシアに対する過酷な植民地支配。その後の謝罪拒否などなど。以下の内容を知ると、びっくり仰天するばかりですが、これが欧州諸国のアジアに対する基本的な姿勢であることに気付かされます。

 オランダは早くから世界進出し、アジアとも関わりが深い。オランダによるジャワ島を中心とするオランダ領東インド支配においては、1825-30年におきた民衆反乱を弾圧したのち、「強制栽培制度」を1830年に実施した。これは、ジャワ農民に対し、土地の一定割合で稲作など食用の栽培を禁止し、コーヒーやサトウキビといったヨーロッパ輸出用の高級作物の栽培を強制する制度で、ナポレオン戦争後のオランダ本国がおかれた経済的苦境を、打破するためのものであった。この制度により、ジャワから強制栽培品を安く買い上げ転売したオランダは経済が好転、鉄道建設をはじめ、産業革命と近代化のための資本蓄積に成功した。

 厳罰によって実施されたこの制度で、ジャワ農民は稲や麦という自給食料を失い、1843-48年には飢饉に苦しみ多数の餓死者を出したと言われている。強制栽培制度は中断を伴い形を変えて20世紀まで続けられ、第二次世界大戦中の日本軍のオランダ領ジャワへの侵攻とその撤退後も解決されず、インドネシアとオランダとの独立戦争の終戦まで続いた。オランダはインドネシアに賠償をするどころか、インドネシアの独立を認めるに際しては、60億ドルの補償金をインドネシアに要求している。

 インドネシア側はこうした被支配の歴史に対し、これまでオランダ女王のインドネシア訪問、2000年のインドネシア大統領の訪蘭などで謝罪を要求した。しかし2005年のインドネシア独立記念日にインドネシアを訪問したオランダ外相は、わずかに1945年以降の植民地支配と独立戦争についてしか謝罪していない。


 アジアの中で仲間割れをしていても、喜ぶのはこうした連中なのです。岡倉天心が魂を絞るようにして叫んだ、「アジアは一つ」という夢が叶う日は来るのでしょうか。



2013年4月29日(月曜日:晴れ) 久松さんがホールインワン


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■今日はみどりの日で休日です。大村さん、久松さん、植松さんと四人でゴルフを楽しみました。穏やかで風も、そよ風程度の絶好のゴルフ日和。連休の最後の日という事で、東京から来られる人も少なく、混雑することもなく、のんびりと回ることができました。しかも、何と何と久松さんが5番ホールでホールインワンを達成。見事な一打でした。松山選手も真っ青です。

(●^o^●)

 もともと才能は誰よりもある久松さんですが、スコアはまた別物です。ゴルフは、飛ぶだけではまとまりません。これから久松さんも大きく飛躍することでしょう。植松さんも前回のプレーからは別人のごとく確実性を増しています。うかうかしていられません。練習あるのみですね。

 大村さんも息子さんの結婚式が終わって、ほっと一息。今日も、相変わらず老練なゴルフを見せてもらいました。楽しい一日でした。



2013年4月28日(日曜日:晴れ)


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■今日は頑張りました。朝7時からLSD(Long Slow Distance) つまりは、ゆっくりと長い距離を走るトレーニングを行いました。いささか疲れ気味でしたが、来月の味の素スタジアムでのハーフマラソンに備えて、トレーニングを積み上げていかないと、結局は大会に出ても良い想い出にはなりません。苦しいからこそ楽しいのです。

 とは言っても、苦しかったです。

(●^o^●)

 さすがに最後の3キロほどは、脚が上がりませんでした。引きずるようにしてゴールに辿り着きました。桃沢神社までの6キロを三往復するのですが、途中二往復で止めようかな、という思いが何回か心をよぎったのですが、なんとかかんとか三往復することができました。キロ7分以内で走り終えることができましたから、このペースを維持しながら、走行距離を少しずつ伸ばしていくしかありません。

■一寝入りしてからは、世界中を旅しました。と言っても、もちろん映像の世界の中だけの話です。撮り溜めておいた「名曲アルバム」を、ゆっくりと見て回りました。

 ハワイアン・ウェディングソングでは、今年SUNと二人で出かけたカウアイ島が舞台です。シダの洞窟、行きました。ワイエラ川にもカヌーがたくさん行き交っていました。

 最も印象に残ったのが、フランツ・リスト作曲の「愛の夢」。Wikipediaによれば、

 1847年に演奏旅行の途次であるキエフで、当地の大地主であったカロリーネ・ツー・ザイン=ヴィトゲンシュタイン侯爵夫人と恋に落ち、同棲した。彼女とは正式の結婚を望んだが、カトリックでは離婚が禁止されている上に、複雑な財産相続の問題も絡み、認められなかった。

 1848年にはヴァイマルから宮廷楽長として招かれた。カロリーネの助言もあって、リストはヴァイマルで作曲に専念した。


 番組ではカロリーネとの悲恋の物語が綴られていましたが、なかなかどうしてリストも一筋縄ではいきません。カロリーネと出会う前の行状は、以下のようです。

 ピアニストとしては当時のアイドル的存在でもあり、女性ファンの失神が続出したとの逸話も残る。また多くの女性と恋愛関係を結んだ。特に、マリー・ダグー伯爵夫人(後にダニエル・ステルンのペンネームで作家としても活動した)と恋に落ち、1835年にスイスへ逃避行の後、約10年間の同棲生活を送る。2人の間には3人の子供が産まれ、その内の1人が、後に指揮者ハンス・フォン・ビューローの、さらにリヒャルト・ワーグナーの妻になるコジマである。

 マリーと別れた(1844年のこと。原因は「リストマニア」と呼ばれる熱狂的女性ファンと多数の情事にふけったことと言われる。[1])後、再びピアニストとして活躍


 この別れの後に出会ったのが、カロリーネというわけです。番組だけ見ていると最愛の人と結ばれなかった悲運の人、というリストのイメージですが、実態はもっと彩り華やかな人生だったようです。そうですね。これだけの男を女がほっとくわけ無いですね。自分を基準に考えてはいけません。

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 他にもヴィヴァルディのベネチアなどなど、世界の美しい都市が、素晴らしい音楽と共に楽しめました。至福の時でした。



2013年4月27日(土曜日:晴れ)


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■今日から長期連休の方も、いるかも知れません。こちらは残念ながら暦どおりの仕事予定。今日は学校検診後の週末。しかも連休前の土曜日とあって、外来は大混雑。二日分でした。

 仕事が終わってすぐに、友人の披露宴に駆けつけました。幸い道路もそれほど混雑していなかったので、30分ほどで着くことが出来ました。慌てて出かけて事故を起こしたら、何にもなりません。

 披露宴は、明るく楽しく、良い披露宴でした。新婦のお父様とは沼津西ロータリークラブで、長年お付き合いをしていただいています。今日でなければ早めに切り上げて駆けつけるのですが、いかんせん私にとっては、日和が辛すぎました。

 一代で立派な会社を起こした父の後を継ぐ新郎の責任の大きさは、想像以上に違いありません。でも、あの息子さんなら立派に会社を発展させることに成功するのは間違いなさそうです。激動の時代に事業を継承するのは、本当に至難の業です。

■さて以下の記事を読むと一見暴論のように思われる方が多いと思います。ましてや、麻生太郎さんが発言者となれば、そう感じるのが普通、というものです。

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 しかしながら私自身は、共感する部分が多々あります。

 予算が潤沢にある時代なら、こんな意見は出てこないと思います。昔は社会保険の本人が無料だった時代もあったのですから。今では考えられません。

 しかし少子高齢化で保険料を収める人は減る一方なのに、消費する高齢者が増える一方では、バランスが取れるはずもありません。高齢化による病は、避けようがない部分が殆どです。ですから、病気にならずに済む年代の人々が如何に自己管理して、医療費を消費しないかが、保険財政の健康を維持するためには必須なのです。

 となると、いわゆるメタボ、メタボリック症候群の発生を如何に抑えるかが大きな鍵となります。麻生さんは、その点を論じているのです。しかも大切なのは、懲罰的にメタボの患者さんに負担を増やすのではなく、自己管理した人にご褒美を出すことで動機付けをしよう、と言われているところが味噌だと思います。

 この意見に基本的には私は賛成です。自己管理をして病院に行かずに健康で過ごしている人に対してご褒美を出す。自己管理ほど難しいものはない事は、毎日の診療で嫌というほど分かっているつもりですが、だからこそ、そうした仕組みを取り入れていかないと、いずれは財政的な破綻から全員が不幸になるのは目に見えているのです。

 時の総理として、野党党首の秘書を逮捕させた麻生さんは、政治家として、というよりも民主主義を蔑ろにした人物として歴史に残るでしょうが、上記の意見に関しては共感するのです。



2013年4月26日(金曜日:曇)


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■昨日のニュースには驚きました。プロゴルファーの尾崎将司選手が、レギュラーツアーで初めてエイジシュートを達成した、というのです。ネットによれば、

 男子プロゴルフのつるやオープンは 25 日、兵庫県川西市の山の原 GC 山の原(6,793 ヤード、パー 71 )で第 1 ラウンドを行い、66 歳の尾崎将司が1イーグル、9バーディー、2ボギーの9アンダー 62 で回り、年齢以下のスコアでラウンドする「エージシュート」を達成した。

 男子レギュラーツアーでのエージシュート達成は史上初の快挙


 肩関節の可動域を保つためのストレッチ・トレーニングや、様々な努力の積み重ねが快挙をもたらしたようです。往年のプレイを知っている私には、昨年久しぶりに見た尾崎選手のプレイには、ちょっと面食らいました。どうしても腹周りが豊かになって、体のキレが出なくなります。致し方ないのでしょうね。それに昨年は故障がちで、本来の力が出せなかったようです。

 さすがはジャンボ尾崎選手。日本プロゴルフ界のパイオニアですね。

■大学時代はテニス部だった私も、今ではすっかりゴルフ党になっています。下手くそなゴルフなら、これからでも、いくらでも上達できる気がするからです。スタート時点で 24 だったハンディも今では 13 にまで縮まりました。

 もちろん、これからハンディを一つ縮めるのは至難の業に違いありません。でも練習していて、とても樂しいのです。自分の性格に合っている、と言うのでしょうか、特にアプローチの練習は何百回やっても飽きません。眼科の手術では、0.1 ミリ単位で器械を操りますので、カップから 10 センチ以内に寄せることなど、少しも難しい事には思えません。

(^o^;)

 最近はドライバーショットも練習し始めて、何とか少しでもシングルに近づければ、と夢見ています。



2013年4月25日(木曜日:曇のち晴れ)


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■今朝になって、ようやく雨が上がったようです。昨夜は結構激しく降りました。予報通りに雷雨になったかどうかは、定かではないのですが。この時期は天候が数日単位で、めまぐるしく変化します。今日からは、しばらく安定しそうですが。

■YouTubeの存在は、もちろん知ってはいたのですが、聞きたい音楽が気軽に聞けるとは知りませんでした。例えば、「ワインレッドの心」です。玉置浩二さんの歌声は、何とも言えません。他の歌手の方、例えばあの美空ひばりさんも歌っていたのですね。ビデオを観ました。

 ただ、美空ひばりさんの歌声ですと、優しすぎるというか、どうも歌のイメージに、少し合わないようです。ナイーブな中に少し荒々しい感じが入らないと、あの歌の良さは出てこないような気がします。

 井上陽水作詞、玉置浩二作曲の作品ですが、本当にうっとりと聞き惚れてしまいます。以前から自分のレパートリーに入れよう、と気にはしていたのですが、なかなかチャンスがありませんでした。今回、YouTubeのおかげで何度も聞くことができ、レパートリーに入りそうです。と言っても、最近はカラオケは年に一度のペースなのですが。

(●^o^●)

 井上陽水さんの「少年時代」と共に、数少ない私のレパートリーが一曲増えました。少し高めの声が自分には合っているようです。もう還暦のお爺さんですから、声の出も悪くなってきたので、今のうちにカラオケも通っておかないと、最後のチャンスかも知れません。

(●^o^●)

■さて以下の記事には、驚かされます。指摘され、周囲の変化を冷静に見つめれば、なるほど、と確かに納得するばかりです。

 先日テレビで「男はつらいよ」第一作を放映していました。NHK BSで山田洋次監督が出演され、当時の様子などを、お話をされていました。渥美清さんは、当時 41 歳だったそうですが、もうちょっと年配に見えたのは、私だけでしょうか。

 妹サクラ役の倍賞美津子さんは、大手の企業に務めるOL役でした。そして、その職種がキーパンチャーだったように記憶しています。それよりさらに昔に制作された小津安二郎監督の作品の中でも、主人公の娘役がキーパンチャーをしていました。当時は、花型の職業だったのです。

 オー・ヘンリーの短編にも主人公の女性が、キーパンチャーとしてレストランのメニューをタイプライターで綺麗につくり上げる、という作品がありました。いまキーパンチャーという職業は、パソコンの登場で駆逐されてしまいました。

 上記の記事は、デジタル革命の進展で人間がする仕事が様変わりになってしまった、という指摘です。デジタル化されたものは、限りなく無料に近づく、という指摘もあります。我々は、未曾有の時代に生きていると言っても良いのでしょう。



2013年4月24日(水曜日:雨)


柿の蕾が次第に大きくなっています

■今朝はランニングに出かけました。途中、雨がパラパラと降り始めましたが、さしたる影響もなく無事に走り終えました。これから雨が次第に本格的になってくるようです。そして夜は雷雨の予想。製薬会社が主催する、ある勉強会がホテルで開催されるので出席するつもりだったのですが、止めることにしました。雷雨の中を運転するのが心配なのです。

 夜しかも雷雨の中を運転するのは、恐ろしくなって来ました。強めのコンタクトレンズを装用して出かければ、問題ないのかも知れませんが、となると、今度は老眼のために資料を読むのが大変です。今かけている中近用のメガネで昼間の運転は問題ないのですが、夜は心もとないのです。歳を取るというのは、色々不便になることが多くなってきます。

■昨夜からは、五木寛之さんの「大河の一滴」を読み始めました。大河の一滴とは、我々自身のことです。全ての人は命を終えて、やがて大河の一滴となって川へ、そして海に還り、そしてまた雲になり大地を潤す存在に戻るのだ、という意味です。

 ダビンチコードを読んだ時に感じた、人間はつくり話を必要とする動物だ、という思いが更に強くなりました。そうなんです。人間の存在など自然にとっては何の意味もない、と言っても良いかも知れません。でもそれでは、人間は自分自身の生きている意味を理解できません。生きていることを言葉で説明できないのです。そこで宗教の登場なのでしょう。この世に生きてあることの意味、なぜ人はこの世に生を受けて、苦しみもがきながら、人生という舞台を駆け抜けなければならないのか。

 これから、毎晩読み進めるのが楽しみです。

■さて以下の記事には考えさせられます。マスコミやテレビでは、反中国的な報道が溢れています。実に巧みに国論を誘導しているように、私には思えます。中国など相手にしなくても、「ジャパン アズ ナンバーワン」と奢っていることのできた時代なら、それでも良かったのですが、現在では中国無くしては日本の経済は成り立ちません。中国など潰れてしまえ、とすら言い出しかねない一部のネット右翼と呼ばれる人々がいますが、そんなことになったら中国が潰れる前に日本が潰れてしまいます。

 とは言っても、巨大な国である中国が多くの難問を抱えているのも事実です。

 世界の人々は、あなた達のことを忘れてはいないのだ、というメッセージを投げ続けることが、こうした人々を救うための大切な行動なのです。


2013年4月23日(火曜日:晴れ)


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■昨夜は寝付けませんでした。いつものようにルーティン通りに床についたのですが、なぜかなかなか寝付けませんでした。日曜日の長距離走からの疲労のためでしょうか。あるいは夕食後に、二回も煎茶を飲んでしまったためかも知れません。

 いつもは食後に私がお茶っ葉をごますり器で粉末状にしてお茶を入れ、SUNと二人で飲むのですが、昨夜はSUNが母の見舞いで出かけた関係で、一人で一度、そして帰ってきたSUNと二人で私は二度目のお茶を飲みました。

 いささか、さすがにカフェインの量が多かったのかも知れません。

 今朝もランニングには出かけませんでしたが、積極的休養ということで、エアロバイクを漕ぎました。20分強、150キロカロリーの消費運動でした。確かに筋肉の疲労を取るために安静は必要ですが、むしろ軽い運動で血流を良くしてあげたほうが、老廃物の排出も促進されて疲労も逆に早く回復するようです。

 明日の朝は、ランニングに出かける予定ですが、天候がどうも下り坂です。

■最近は寝る前に、「レ・ミゼラブル」を読んでいます。まさに大河小説。まさに浩瀚そのものです。日本人には、なかなかこれだけの大部な小説を書くことは、難しそうです。肉食民族と草食民族の違いみたいなものを感じますが、トンチンカンでしょうか。

 18世紀終わりから19世紀を描いた作品ですが、題名通り、あまりに「悲惨な人々」が続出する内容に、気が重くなってページを捲るのが億劫になってしまいます。

 最近映画化された作品は、韓国で大ヒットしました。自分たちの境遇と重ねあわせて共感する人々が、大挙して映画館に押し寄せたそうです。日本では、そうした話は聞きませんが、どうなのでしょうか。

■さて今日は午前中は学校検診で休診です。学校を渡り歩かなければなりません。ベトナムでみなさんの協力を得て行った学校検診が懐かしく思い出されます。

 みなさんの健康が回復し事情が許すようになったら、またベトナムに出かけたいものです。



2013年4月22日(月曜日:晴れ)


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■昨日とは一転して晴天の朝でした。今日も頑張って走るぞ、と昨夜までは思っていたのですが、さすがに疲れました。目覚ましを止めた後に、30分ほどまどろみましたが、心地良い時間でした。長距離走の前後二日は、大人しくしているのが自分の体には合っているようです。

 昨日は、このランニングツアーに参加する予定でした。「ランテス募集 367 回目の観光 RUN 4 月の湘南マラソン・ツァーは“古都鎌倉の世界遺産認定を支援し、富士山八景”を往く!東海道から藤沢、江ノ島も巡る」

 30名ほどの募集定員だったのですが、さすがに昨日の天候の下では参加するには勇気が必要でした。主催者から頂いた報告では、参加されたのは、二名のみだったようです。よく出場しました。風邪をひかなければ良いのですが。

 この企画への申し込みは、今回が初めてでしたが、楽しそうです。今回は申し込み料が無駄になってしまいましたが、致し方ないですね。天候だけは、どうにもなりません。無理して体を壊すのは、愚の骨頂ですから。

 次回の日程を調べて申し込む予定です。

■夜空の星を眺めて、畏敬の念に襲われたのは哲学者カントだけではない、と思います。以下の記事を読むと、予想したとおりだという思いと、何か空恐ろしい思いとが、同時に沸き起こります。

 それぞれ、1,200 光年と、2,700 光年という想像もできない無限の彼方の話ですが、そんなところに我々と同じような生物がいると想像するだけでも、畏敬の念に襲われます。


2013年4月21日(日曜日:雨)


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■昨夜からの雨。しかも気温が低いので氷雨模様です。本来なら、7時14分発の東海道線で茅ヶ崎まで行き、江ノ島までの31キロを走る予定だったのですが、この天候ではさすがに諦めました。

 以前土砂降りの中を無理して走って風邪をこじらせ、肺炎になって、危うく旅立ちそうになったことがあるからです。もう還暦のお爺さんですから、無理は禁物です。

(●^o^●)

 それでも、午後からは雨も上がりそうですので、久しぶりに桃澤神社までの道のりで、LSD 、つまりは長距離走をする予定に切り替えました。

 午後からは雨も上がりましたので、長距離走に出かけました。体がダルくて気が進まなかったのですが、いざ走り出してみると思いの外スムーズに走ることができました。結局84分、12キロ超、キロ6分45秒程のペースで完走しました。この程度のペースなら無理なく長い距離を走ることができる事を確認できたのは、大きな収穫でした。以前に比較して格段に進歩した、という実感を持てたのは、本当に嬉しい一日でした。

■昨日は東静岡駅前のグランシップで、県の眼科医会総会がありました。たまたま行きの電車で友人の中の森先生と会って、ずっと話しながらの50分でした。中の森先生は、本当のシングルプレイヤー。ゴルフの達人です。私と同様、決して体が大きいわけではないのですが、その腕前は折り紙付きです。

 色々教えてもらいました。でも一番印象に残ったのは、心構え、というか体の手入れというか、ストレッチをとにかくしなければダメだ、という点でした。結局のところ力ではなくて、いかに体を柔軟に上手に回転し、その回転力を使うか、という事に尽きるわけです。

 小柄な女子プロが、私達より遥かに遠くまで正確にボールを飛ばすのは、決して腕力でない証拠です。話を聞いていて、さすがに名人上手は、考えていることが違うと感心しました。

 集談会の講演より、勉強になりました。

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■さてさて以下の記事は、原発事故に遭い、現在もその後始末を付けられないでいる日本が、ぜひとも参考にすべき内容です。

 思い出すと昨年の総選挙前に、当時の生活が第一の党の代表であった小沢一郎さん達がドイツを訪れ、ドイツでの取り組みを学んで、ぜひとも日本でも、その取り組みを始めなければ、と訴えたものの、全然票になりませんでした。

 あまりに民主党の政治が酷かったとばっちりや、検察やマスコミの不当な扱いで貶められていた小沢さんへの逆風が、あのような結果をもたらしたのでしょうが、日本の将来を考えると、本当に大切な分岐点になりました。将来に付けを残さなければ良いのですが。

 多くの日本人が、どのように考えているかは、私には分かりようもありませんが、アベノミクスとやらで浮かれていられるのは、そう長い期間ではないはずです。

 日本人一人一人は大変知識レベルも高いし、温厚で、協調性にも富み、素晴らしい人々が多い、と私は思うのですが、どうも集団になると、がらっと人柄が一変するような気がします。

 要は、自立していないのかも知れません。自立している、というのは、10人の仲間と一緒にいようが、一人きりでいようが、同じように自分を律し、同じ行動が取れる、ということではないか、と私は思うのです。

 昨日も帰りの電車の中で、そんなことを思わせる場面に出くわしました。とちゅう、どこの駅からでしょうか、60代に見える、いわゆる中高年の男女がトレッキングというのか、山歩きの帰りでしょうか、10名ほどの男女の集団が電車に乗り込んできました。

 大きな声で話しながら、周りの人々の迷惑など頭の片隅に、少しも無いかのような行動。そして驚いたのは、ちょうど車両と車両を区切る扉の隣に立っていた私の横を二人の登山服姿の男性が座るための座席を探して車両を移動していったのですが、二人共扉を開けっ放しで閉めずに移動していったのです。

 一人目の時は、私が扉を閉めました。その様子を見ていたはずの二人目の男性も同様に、開けっ放しで移動して行ったのには、本当に驚きました。しばらくその男性の様子を見ていましたが、反対側の車両の扉の直ぐ側にいながら、扉を閉めようとは決してしませんでした。二人目の時は、私の後ろに座っていた男性がしびれを切らしたのか扉を閉めていました。 

 きっと二人とも、普段は温厚な紳士に違いありません。一見見は、そう見えました。しかし本当に、あの行動はいただけません。あんな人に限って、今の若者はだらしない、責任感がない、などと宣うに違いない、と思ったほどです。

 あんな人々が、戦中は中国へ行って現地の人々に残虐行為の限りを尽くしたのだろうと思うと、戦争という非常事態だった、という言い訳だけでは済まされない、日本人の抱える根本的な問題を考えさせられました。

 集団になると、やたらとハイテンションになるのに、一人きりになると、まるで借りてきた猫のようになる日本人たち。もちろん私自身も含めてですが、国際化を叫ぶ前に、一人一人が、自立するための教育を始めないと、本当に取り返しのつかないことになりはしないかと、そんな心配をした電車内での出来事でした。 


2013年4月20日(土曜日:曇)


ハワイ、ワイキキ通りのアップルショップ

■昨夜は寒さに目が覚めてしまいました。夜中に起きて薄い毛布を一枚掛け布団の上に掛けたほどです。富山の今朝の予想気温は、1度。冬に逆戻りです。

 今朝も鶴ちゃんと桃澤神社まで歩きましたが、トレーニングウェアを着て重装備で出かけました。今夜から雨のようです。明日の午前中の湘南でのランニングをどうするか。寒いだけなら走るのには全然問題ないのですが、雨が降るとなると話は全く別です。さて、天候がどうなりますか。

■さて以下の記事は、なかなかに興味ふかいものです。燃費の向上は環境問題の観点からも経済的な観点からも焦眉の急ですが、以下の取り組みも大変重要です。

 燃費の向上というと、我々はすぐにハイブリッドだ、PHVだ、EVだ、燃料電池車だ、と考えがちですが、ボーイング 787 でも分かるように、軽量化することが、とても重要なのです。

 ちなみに、私が乗っているプリウスは、1,310 キロほどですから、約半分の重さ、という事になります。簡単に言えば同じガソリン量でプリウスの倍の距離を走る可能性がある、ということです。素晴らしいですね。こういうアプローチも、すごく大切だ、と私は思います。



2013年4月19日(金曜日:晴れ)


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■今朝は走らずに休養を取りました。今までの経験から、レースの二日前からは休まないと、かえって疲れが取れずに良い走りができないことが分かりました。いつもより一時間長く睡眠を取りました。筋肉の疲労も回復してくれると良いのですが。

 週末は、どうも天候が崩れそうです。日曜日の天候が気になります。寒いのは、かまいません。どうせ走れば同じですから。でも寒い中での雨は困ります。風邪をひく可能性があるからです。以前、そんな状況の中で駿府マラソンに出て風邪を引き、こじらせた挙句が肺炎になりました。危うく旅立つところでした。もう、あんな思いはゴメンです。命を掛けてまで走る必要などありません。

 健康になれるのなら死んでも良い、と言った健康オタクがいたそうですが、本末転倒の典型ですね。

■さてボストン・マラソンでの爆破テロについては、今朝のニュースで犯人らしい人物の写真が公開されていました。どうやら国際的な背景は無いようです。事件の背景については、冷泉 彰彦(れいぜい あきひこ)作家(米国ニュージャージー州在住)さんが、メールマガジン JMM の中で分析されていますが、その分析が核心を突いているように私には思えました。

 反連邦主義、という背景です。まだネット上には掲載されていないようです。アメリカという国が持つ建国以来の独特の歴史。アメリカン・バイオレンスという映画がありましたが、もともと先住民を暴力で駆逐して建国していったのがアメリカですから、暴力はいわばアメリカ生来のものです。

 同じように緩やかな銃規制のもとにあるカナダに、なぜアメリカのような銃による暴力事件が多発しないのか、という問題を、あのマイケルムーア監督が、確か取材していたように記憶しています。

 アメリカが暴力から抜け出せる日が来るのでしょうか。



2013年4月18日(木曜日:晴れ)


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■爽やかな朝でした。暑くもなく、寒くもなく。ここ静岡は良い気候を迎えています。こんな言葉があります。

「好」天気も「悪」天気もないのです。

 ただあるのは、天気と天気に左右される私たち自身です。

     ─ ルイーズ・L・ヘイ ─
      (アメリカカウンセラー)


 なるほど。確かに、その通りに違いありません。自然に、「好」、「悪」は無いのです。人間が勝手に、好悪のレッテルを貼っているに過ぎません。

 人間は気分の存在だ、とつくづく思います。ちょっとしたことで苛立ったり、言葉を荒らげたり。仕事をする上で自分が一番気をつけているのは、この気分の変動を如何に小さくするか、ということです。自分が病気をしてみると分かりますが、患者さんというのは、大変不安な思いで病院を受診します。ところが、それを診る方は、ついついその事を忘れがちです。

 医療従事者も人の子ですから、いつでもマザー・テレサさんのように患者さんに接することなど出来る訳がありません。できることは、体調を整えることで、可能な限り気分の変動を少なくして、いつでも笑を絶やさずに患者さんに接することを心がけることしかないのです。

 ハワイのレストラン、マリポサでサービスを受けた、あの彼の爽やかな笑顔とは行かないまでも、自分も可能な限りのそよ風を、接する人に届けたいものだと、いつも思っているのです。



2013年4月17日(水曜日:曇)


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■昨日はボストン・マラソンで起きたテロ事件報道で、てんやわんやでした。一体誰が、何の目的を持って、こんな蛮行に及んだのか。たぶん決定的な証拠は出ること無く、真相は藪の中に終わる可能性が高そうです。

 911のテロもそうでした。結局誰が、何の目的で犯行に及んだのか分からずじまいでした。はっきりしているのは、その結果イラク戦争が起こった、ということです。

 今回のテロが何をもたらすのか。時間が経ってみないと分かりませんが、戦争という最悪の結果だけにはなって欲しくない、と願うばかりです。戦争って人類の考えだした最大の公共事業、という側面があります。アメリカは戦争中毒だ、と形容したアメリカの識者がいました。戦争を続けていかないと経済も社会も成り立たなくなっている、というのです。

 アイゼンハワー大統領が言った、「軍産複合体」という存在もあります。戦争を始める理由などいくらでもあるし、捏造もできることは、ついこの間の戦争で明らかです。

 アジアの中で、将来日本がどのような役割を担っていくべきなのか。巨大な経済力と安定した社会基盤を背景に、アジアの国々と共存共栄の関係を築いていくのが、その役割に違いありません。提灯持ちに終止することだけでは、日本の未来はないはずです。

■さて今朝もランニングで出かけました。今朝はコースを一部変更して、少し長めに走りました。と言っても、たかだか違いは 500 メートルほどでした。3.7 キロをキロ 6 分 15 秒程度で走りました。少しずつ距離を伸ばして行きましょう。

 無理をすると疲れが溜まって、かえって逆効果ですから、まぁ、ボチボチというところでしょか。

■さて以下の記事は誰にとっても参考になる大切な内容です。試合中のイカツイ顔つきとは打って変わって、とても内省的で聡明なラミレス選手の横顔が滲みでています。

 彼が語っている言葉の中で一番共感できたのは、以下の言葉でした。

いちばん重要なのは、相手に敬意を表すること


 まさに彼の言う通りだと、私自身の経験からも共感しました。ぜひ、お読み下さい。より良い人生をおくる上で、一番大切なことかも知れません。



2013年4月16日(火曜日:晴れ)


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■今朝もランニングに出かけました。起き出すのが難行苦行でしたが、何とか準備運動もして、生ゴミの日でしたのでゴミ出しをして、ランニング・ウォッチの GPS 機能が入ったところで、走り始めました。私のランニング・ウォッチは、GPS 機能がオンになるのに一分以上かかるので、早めにスイッチを入れて、準備体操に勤しみます。時には、3分近くかかるのではないか、と思える日もあって、スタートボタンを押すまでにヤキモキしてしまいます。

■さてガソリンの価格が下落しています。円安で上昇してもおかしくないのですが、こんな事情もあるようです。

 以前書きましたように、全ての車がプリウスになれば、ガソリンは半分で済んでしまうというのは、確かに荒唐無稽な話なのですが、影響が出てきていることは間違いありません。次世代の車の本命が、プラグインハイブリッドになるのか、それとも燃料電池車になるのか。

 最近までは燃料電池車は実現性に乏しく、電気自動車同様絵に書いた餅になるとばかり思っていましたが、あにはからんや意外と有望そうな事が判明してきています。いかに安価に水素を製造できるかが雌雄を決するわけですが、さるベンチャー企業が画期的な製造法を、どうも最近開発に成功したようです。

 となると、がぜん燃料電池車が、次世代の環境対応車として先頭ランナーに躍り出ます。ガソリンスタンドで水素が充填できれば、なんの心配も無く日本中をドライブできます。未来は、そこまで来ているようです。



2013年4月15日(月曜日:晴れ)


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■今朝はランニングに出かけました。先週は右のフクラハギの違和感で無理をせずにエアロバイクを漕ぐ日が続いたのですが、ようやく違和感も消失したので今朝から再開です。

 ところが今朝は強風が吹き荒れていて、殆どが向かい風のような状態。進もうと思えど風に戻されそうなほどでした。以前は、ただ体を前に運ぶという事で精一杯だったのですが、最近は脚で地面を蹴る、という事が少し出来るようになってきた気がします。その分スピードは確実に上がっているようです。

 と言っても、スピード自体は高が知れているのですが、自分に取っては大いなる進歩です。もちろん持久力が付いていませんので、それでどれだけの距離を走り続けられるかは未知の世界です。

 21日の湘南 31 キロ走に向けて、毎日少しずつ積み重ねていくしかありません。

■さて週末母の見舞いに行って来ましたが、その道中の電車の中で、「ダビンチコード」を読むことが出来ました。読み終えたのは土曜日家に帰ってからの夜でしたが、長いストーリーでした。

 この聖杯をめぐる物語は、「キリスト教の聖遺物のひとつで、最後の晩餐に使われたとされる杯」の事だと思うのですが、異教徒には、なかなか理解しにくいものです。それでも、「日本国内での単行本・文庫本の合計発行部数は1000万部を突破した」そうですが、ミステリーとしても良くできていますし、展開のスピーディーさや、登場自分の魅力も相まって、よく売れたのでしょう。

 しかし、なぜこんな遺物をめぐって何人もの人が命を落とさなければならなかったのか、その辺りは、知識の無い私には理解できません。やはりキリスト教あってのヨーロッパ文明という事でしょうか。



2013年4月14日(日曜日:晴れ)


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■今日は新沼津カントリークラブの月例。長倉さん、伊東さん、太田さんと四人でのラウンドでした。長倉師匠にパットの指導を受けてから、格段にパットの確率が高くなりました。今日は4パットが一度ありましたが、2メートルほどの距離が、かなりの確率で決まりました。

 ミドルホールでバーディーを取ったのは、初めてでしょうか。記憶にありません。11番ホールで第二打を8番アイアンでツーオン。2メートルほどのバーディーパットを見事に決めることが出来ました。ドライバーも距離は出ないものの、安定していましていましたので、大崩せずに回ることができたのは大きな収穫でした。

 17番距離のある上りのミドルホール。第三打がオーバーして、左脚下がりの砲台グリーンへの第四打。ラフからの下りの実に難しいアプローチが残ってしまいました。サンドウェッジのヘッドの重みだけでしっかり振り抜くことだけを考えて打ったショットは、見事にピン横 1 メートルほどに寄りました。何とかボギーで切り抜けたのは出来過ぎです。

 今日は収穫の多い一日でした。

■昨日は午後から辻堂の病院へ母の見舞いに行って来ました。仕事を終えて食事を済ませ、追い立てられるように着替えて駅に向かいました。

 母は大腿骨股関節骨頭骨折で二度の手術を受けました。何とか来週中には退院できそうですが、90歳になろうという父と二人暮らしでは、なかなか大変です。姉がケアマネジャーの方と相談して、様々な介護サービスを受けることで、何とかみんなで支えあって生活していけるめどが立ちました。

 父も先週からデイサービスに通い始め、リハビリを受けるようになって見違えるように元気そうになりました。やはり人と接して人と会話を交わすことが生活の張りを保つ第一の秘訣なのでしょう。

 姉には大きな負担を掛けてしまって申し訳ないのですが、義兄も様々に助けてくれていることで、何とか歯車が回り始めました。歳を取るという事は、本当に大変なことです。

■さてさて以下の記事はなかなかに興味ふかいものです。初めての方には理解するのが難しいかも知れません。

 日本語的に言うと、「損して得を取る」というところでしょうか。無償の奉仕作業は一見利益など産み出しそうにないのですが、世界は大きく変わり始めているのです。私が今こうして利用しているリナックスが、まさにその代表です。ビックデーターの時代、とも言われます。そのデーター管理を支えているのが、いわゆるOSSです。ネットによれば、

 オープンソースソフトウェア

 ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、誰でもそのソフトウェアの改良、再配布が行えるようにすること。また、そのようなソフトウェア。

 ソースコードがあれば、そのソフトウェアの類似品を作成したり、そのソフトウェアで利用されている技術を転用することが容易に可能なため、企業などでは自社の開発したソフトウェアのソースコードは極秘とし、他社に供与するときにはライセンス料を取ることが多い。

 1998年、The Open Source Initiative(OSI)という団体によって「The Open Source Definition」(OSD)という定義が発表されている。「自由な再頒布の許可」「派生ソフトウェアの頒布の許可」「個人や集団の差別の禁止」「適用分野の制限の禁止」など10項目からなり、これに準拠しているソフトウェアライセンスには「OSI認定マーク」が付与される。ただし、人々が日常使う「オープンソース」という言葉が必ずしもOSDの内容を指しているとは限らない。


 遠回りに見えて実は一番大きな利益を上げているのが、サムスンなどの韓国勢だ、というのです。



2013年4月13日(土曜日:晴れ)


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■今朝は鶴ちゃんと桃澤神社まで歩きました。風もなく爽やかな、ちょっと寒く感じるほどの気温でした。道中、色々なことを話しましたが、これからの地域のあり方。高齢化しリタイアした人が多くなる中で、自治会組織の活動もどうあるべきか、などなど、真面目な鶴ちゃんと話していると、なぜか話題は、いつもこうなりがちです。

(●^o^●)

■さて自民党内閣に代わってアベノミクスとやらが持て囃され株価も上昇しています。結構なことです。問題は、どれだけ持続できるのか、という事でしょう。実体経済が浮上しないと、いずれ息切れして、むしろ悪い面ばかりが噴出してしまいそうです。

 そんな心配をしていると、以下の記事は、なかなかに刺激的です。でも私はとても理に叶ったまっとうな意見だと思います。日本人が言っても相手にされないまっとうな意見は、外国人、特に欧米の白人に代わって言ってもらうのが一番有効である、という点は、明治以来変わっていないのでしょう。

 理に叶った意見というのは、日本ではたいてい聞き入れられないのは、草枕の中で夏目漱石が指摘して以来、少しも変わってはいないのでしょうね。


2013年4月12日(金曜日:晴れ)


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■昨夜は沼津西RCの夜間例会。花見例会でした。ただ、今年も桜の開花が例年より早く地域の祭りもそうでしたが、葉桜を楽しむのがせいぜいでした。それでも幹事の久松さんが、日本の桜100選を調べてくれてスライドショーにしてくれました。北海道から鹿児島まで、もう葉桜の地方から、まだこれから開花を迎える地域まで、日本は本当に南北に長いのです。

 日本の原風景とも言うべき春満開の様子を堪能することができて、本当に楽しいひと時でした。久松さんに感謝です。

■さて以下の記事は喜ぶべきなのか憂慮すべきなのか分かりません。

 記事には、こうありました。「コンビニ業界ではかつてのおにぎりや弁当中心から、生鮮食品や総菜などの強化に動いている。駅近くや住宅地といった立地の良さを生かし、食品スーパーや専門店などの顧客を奪う動きが一段と拡大している。」

 でも、これって地域社会全体を考えると、良いことなのか憂慮すべきなのか難しいところです。コンビニばかりが増えて、後は廃墟のごとくなってしまって、はたして住みやすい街となるのでしょうか。



2013年4月11日(木曜日:晴れ)


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■今朝は左脚のアキレス腱上部の違和感があり、ランニングは止めてエアロバイクを30分間漕ぎました。距離は、10キロ、消費カロリーは、220キロカロリーと言ったところでしょうか。「12人の怒れる男」を観ながら漕いだのです。何度観ても飽きません。

■さて今週からNHKのBSで、映画監督オリヴァー・ストーンの「オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史」を放映しています。私達が学校で習った歴史とは、いささか異なるアメリカ史を紹介しています。昨日はヘンリー・ウォレスという政治家の事を紹介していましたが、私は彼の名前を初めて知りました。ルーズベルト大統領の副大統領として政権に参画していた政治家です。

 本来なら大統領が終戦を前に無くなった時に大統領職を引き継ぐはずだったのですが、前年の民主党大会で、あのトルーマンを担ぐ政治家たちに副大統領候補として破れてしまったのです。彼が、そのまま副大統領になっていれば、その後の歴史は変わったかも知れない、と感じされる内容でした。

 最後まで興味深く見ることができそうです。

■さてさて以下の記事は興味ふかいものです。テレビやマスコミは、「シェールガス革命」で持ちきりです。明日にもアメリカは中東の石油を必要としなくなるかのごとく報道されています。

 先日の田中 宇さんの記事にもありました通り、眉に唾付けて報道を聞く必要があります。いつも最後のババを引くのが日本になることだけは避けてほしいものです。



2013年4月10日(水曜日:晴れ)


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■今朝は久しぶりにランニングに出かけました。ここ数日右脚フクラハギが痛み、無理をすると以前のように完治するのに、ずいぶんと長い時間が掛かりそうなので、無理をしませんでした。やっと階段などの昇降も、ほとんど普通どおりに出来るようになりましたので、思い切って出かけました。腰と太腿で進むイメージで、なるだけフクラハギに負担をかけないように走りました。

 何とか無事に走り終えましたので、また少しずつ積み重ねていこうと思っています。

■さて読み始めた「ダビンチコード」は、著者の筆力も手伝って息もつかせぬ展開にページを捲るのも、もどかしいほどです。と言っても、電子書籍ですからページを進めるのも画面にタッチするだけですが。

 著者は初めの部分で、この小説は全て事実に基づいている、と宣言していますが、どうやら虚実おりまぜて描いているようです。まだ途中までしか読み終えてないのですが、キリスト教徒ではない私にとっては、キリスト教それ自身が壮大なつくり話に思える、と言ったらクリスチャンのみなさんから、お叱りを受けそうです。

 この世界を解釈するには、どうしてもつくり話が必要なのであって、そんなものが必要なのは人間だけかも知れません。「人間はつくり話を必要とする動物である」という定義も成り立ちそうです。

 ただ、そのつくり話が平和をもたらすものなら良いのですが、どうも宗教戦争を始め、あまりにも血生臭い歴史に彩られ過ぎているという気もします。単なるつくり話を守るために、いったいどれだけの人が命を落とさなければならなかったか。どれだけの人々が拷問に耐えなければならなかったか。

 神のご加護を、と言われても素直に喜べないのは、私が単に不勉強で、信仰心に乏しく、彼らにとって恐ろしい異教徒だからでしょうか。



2013年4月9日(火曜日:晴れ)


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■今朝もエアロバイクを漕ぎました。右脚フクラハギの違和感が消えないからです。二週間後には茅ヶ崎から江ノ島までの31キロを走る予定です。昨日はネットで、「マニュライフ生命わくわくチャリティラン2013 駅伝&ハーフマラソンin 味スタ」にエントリーしました。5月19日です。

 味の素スタジアムは、京王線飛田給駅より徒歩5分だそうですが、行ったことが無いので分かりません。新宿から京王線でいくようです。前日は泊まらないと間に合わないようです。

 色んな場所へ行って、色んな自然の中で走るのは、余裕が出てくれば楽しいに違いありません。とても今は、そんな余裕はありませんが。

(●^o^●)

■昨日から、「ダビンチコード」という本を読み始めました。ネットによれば、

『ダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)は、ダン・ブラウンの長編推理小説。アメリカで2003年に出版された。『天使と悪魔』に次ぐ「ロバート・ラングドン」シリーズの第2作目。

 ウィトルウィウス的人体図、モナ・リザ、岩窟の聖母マリア、最後の晩餐と言ったレオナルド・ダ・ヴィンチ作品の謎に始まり、多くの流説を結びつけた内容は世界的にヒットし、44言語に翻訳され7000万部の大ベストセラーとなった。筆者が(フィクションであるにもかかわらず)事実に基づいていると述べた為、多くの研究者による論争が行われている(後述の#批判・論争を参照)。
 
 日本では、2004年5月に角川書店から上下巻で刊行された。翻訳者は越前敏弥。その後、角川文庫で上中下巻の廉価版も発刊された。日本国内での単行本・文庫本の合計発行部数は1000万部を突破した


 と、あります。読み始めると止まらなくなる本ですね。キンドル版で、美しい図版も付いていて、これはさすがにカラーで見ないともったいない本でした。さて、読破するのに何日かかるでしょうか。



2013年4月8日(月曜日:晴れ)


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■今朝は昨日と異なり風も無く、穏やかな朝でした。右脚フクラハギの痛みが完治していないので、今朝はランニングをしないで、エアロバイクを30分間漕ぎました。総計250キロカロリーの運動。汗もかき、循環も良くなったのでしょう。シャワーを浴びて気分も晴れ晴れしました。

 今月は21日に湘南で、31キロを走る大会に出る予定ですので、それまでにはフクラハギの痛みを完治しておかなければなりません。無理をせずにトレーニングを続けていかなければなりません。

■さて以下の記事は考えされられます。ご飯を食べていると日本人は馬鹿になる、パンを食べなければダメだ、と戦後真剣に主張した学者がいた、という話を以前何かの本で読んだことがあります。

 今では考えられないのですが、意外と学者さんの言うことも眉唾ものが多いことに最近気づきます。

 一部を引用すると、

 総務省の家計調査(2人以上の世帯)によると、一般家庭の食料品への支出額で、2011年に初めてパンがコメを上回りました。「コメ」には弁当やおにぎりなどが含まれていないという事情はありますが、日本人の食生活が大きく変わっていることの証左と言えます。

 日本にパン食の文化を根付かせたのが学校給食であることはよく知られています。今年40歳になる筆者が小学生だった時代も、給食に出てくるのはほとんどがパンで、たまに米飯や麺類が出る程度でした。


 伝統食が、どこの地域でも見直されています。戦前一番の長寿県だった沖縄が、戦後いち早くアメリカ式の食生活が導入され、今では平均寿命が年ごとに低下しているのは、ご存知のとおりです。

 先祖たちが長い時間を掛けて篩にかけた伝統食。もう一度しっかりと足元を見なおして見ることが必要な時期にきています。



2013年4月7日(日曜日:曇、強風)


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■昨日は台風並みに発達した低気圧の影響で日本中が大荒れの天候。同様の天候が昨年の4月にも日本列島を襲いましたが、ネットによれば、こんな状態だったのです。

 日本海で急速に発達した低気圧の影響で 3 日、西日本から東日本にかけて最大瞬間風速 30 メートルを超える台風並みの暴風が吹き荒れた。各地で強風が原因とみられる事故があり、少なくとも 3 人が死亡。首都圏では夕方の帰宅時間帯を直撃し、鉄道など交通機関が大幅に乱れ、主要駅は家路を急ぐ人たちでごった返した。南からの暖気と北からの寒気に、上空の気圧の谷が重なり合って「爆弾低気圧」となったとみられる。

 東京都心では最大瞬間風速 29.6 メートルを記録。JR 東日本は、京葉線や東海道線で長時間運転を見合わせたほか埼京線、京浜東北線などでも運転見合わせや遅れが相次いだ。主要私鉄や東京メトロ、都営地下鉄でも一部運休した。


 東京への出張を予定していましたが、天気予報を信じて自重することにしました。帰宅難民になるのが一番困ってしまうのです。TAKU と会って、夜一杯やろう、と約束していたのですが、万が一強風のためにTAKUが、帰宅の際に事故にでもあったら大変です。残念でしたが次回の楽しみという事でキャンセルしてもらいました。

 NARIちゃんとも、久しぶりに学会で会う予定だったのですが、これも延期となりました。息子さんの入学式があるので、NARIちゃんは何があっても上京しなければならなかったようです。帰りが心配です。交通機関が麻痺すると、それこそ帰宅難民になってしまいます。無事に帰宅できると良いのですが。

■さて日本経済を牽引するベンチャー企業の一つに、シムドライブがあります。以下の記事は、読んでいてもワクワクする内容です。

 ただし先日の記事にもありましように、PHVプリウスの方が、ずっと現実的なようです。家庭で気軽に充電ができないと、EVの普及は難しそうです。充電プラグの仕様も日本発の企画が、どうやら標準にはならないようです。そうなると日本にとってハンディキャップは大きくなります。

 シムドライブそのものは大変魅力的なので、何とか陽の目をみて欲しい、と日本人の一人として願わずには要られません。



2013年4月6日(土曜日:曇後雨)


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■今朝は右フクラハギの外側に痛みを感じましたので、ランニングは止めようかとも思ったのですが、そんな時でも何とか走り続けることも、実際のフルマラソンでは必要になるはずですから、何とか負担を掛けない走り方を工夫しながら、3.4 キロを走りました。

 これで雨の降らなかった火曜日から土曜日まで、連続して五日間走ったことになります。少しずつ積み重ねていくしか無いでしょう。21日には、茅ヶ崎から江ノ島まで 31 キロを走らなければなりません。制限時間はたっぷりありますので、風景を楽しみながら走るつもりです。

■さてハワイの旅で知り合った小豆島の平井さんご夫婦の事を思い出す記事です。

 この商品は、すでに売り切れで手に入らないそうです。本当に素晴らしいオリーブオイルは、昔でいうとインドというか、今のインドネシアの香辛料のようなもので、欧米人たちがそれ欲しさに東洋に殺到しました。それほど、価値があるようです。

 それだけに栽培は大変手間のかかるものに違いありません。一度小豆島さんのオリーブオイルを購入してみましょう。

 平井さんの素麺といい、オリーブオイルといい、小豆島は豊かな幸に恵まれているようです。



2013年4月5日(金曜日:晴れ)


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■今朝も穏やかな夜明けでした。5時15分に目覚ましを鳴らして起きようとしたのですが、さすがに連日のランニングでバテ気味でした。それでも何とか這い出して、生ゴミを出して、準備運動をして、5時30分頃から走り始めました。ちょうどいま自分の日の出が5時半頃ですので、東の空からの日の出を走りながら見ることができます。敬虔な気持ちになるものです。

 明日から大荒れの天気になる、という予報はにわかには信じられないほどの静けさです。まさに嵐の前の静けさでしょうか。

■さて以下の記事は大変興味深いものです。プラグインハイブリッド・プリウスのモニターさんの報告です。搭載した電池だけで、26.4 Km走るというこの車。ほとんどの方は一日の走行距離が、20 Km 以内だそうですから、ガソリンを使う必要がありません。ですので乗り方によっては、三ヶ月乗って燃費が 249 km/リットルという信じられない数字がはじき出されます。

 車に対する考え方、接し方が大きく変わるという感想は、なるほどと思いました。私は現在三代目のプリウスに乗っていますが、燃費は 22.3 Km/L といったところです。簡単に言えば、以前の半分のガソリンで間に合っている、ということです。考えてみると、凄いことです。もし全ての自家用車がプリウスになったとすると、必要なガソリンの量が半分になる、ということです。

 もちろん運転の仕方次第では、もう少し余分に必要になるかも知れません。本当に不思議なのですが、急発進、急ブレーキを平気で掛ける人が結構いるのです。普段接していると温厚そのもの、という人が、いったん車に乗ると人が変わったように荒っぽい運転をするのを体験すると、本当に人間って奥深いものだなぁ、と慨嘆せざるを得ません。

(●^o^●)

 次回買え替える時は、PHVプリウスにしようと決めました。



2013年4月4日(木曜日:晴れ)


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■昨日は仕事が終わって、ようやく雲が切れ青空が見えてきたので、青空に誘われてランニングに出かけました。久しぶりでしたので、体も脚も軽く気持ちよく走ることが出来ました。青空、そして夕日に映える雲が、雨上がりもあって、とても爽やかでした。

 今朝も、何とか起きだして 3.4 キロを走りました。最近は、ただ前に進むと言うよりは、きちんと地面を蹴って走る、というイメージが少し出来るようになりました。その分スピードは上がりました。あとは持久力です。今は毎回3キロ超しか走っていませんが、時間のある時に、6キロを走ってみようと思っています。

■さて柿の葉が茂って来ましたが、良く見ると蕾が、もう出ているのではないか、と思い写真を撮ってみました。真ん中に見えるのが、どうやら蕾のように見えます。柿の花は黄色い蝋細工のような可愛い花です。楽しみです。

■さてさて、以下の記事は必見です。

 記事の記載にもありましたように、韓国メーカーの有機ELテレビの発売で、液晶テレビ同様またしても日本メーカーは敗北したのか、と錯覚していたのですが、まだまだ勝負はこれからのようです。

 そして有機 EL 革命を日本再生の起爆剤にすることが、いま何よりも求められていると痛感しました。



2013年4月3日(水曜日:雨)


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■今朝も雨でした。でも春の雨は、悪くありません。冬のように寒さに凍えるわけではありませんので、むしろ心が穏やかに、しっとりとした気分になれるほどです。

■さて以下の記事は、なかなか興味ふかいものです。かのシェークスピアが強欲商人だった、というのです。なかなかに目端が利く(めはしがきく)人だったようです。

 でも考えてみれば、現代でも同じ事です。テレビで盛んにグローバル化を声高に叫んでいる学者のみなさんは、人のためと言うより自分のために行動している人が、かなり多いようですから。原発問題もしかり。危ない、危ない。踊らされると、とんでもない場所へ連れていかれます。


■さてさて医療の現場への外国人の参入を求める意見が盛んです。以下の記事は参考になりそうです。

 医療現場にいるものとして、また自分自身が何度も入院生活を経験し、今は両親の怪我、入院で頭を悩ます身からすると、どうも理解に苦しむ議論です。

 記事の中で、運転免許証だって外国語で受験できるのだから医療、介護の試験も外国で受験できるようにすべきでは、という議論がありましたが、私には正気の沙汰とは思えません。少し考えれば分かることです。例えば信号機が色の違いでなく、進め、止まれ、と言葉で指示されると想像してみてください。その場合でも外国での受験を認めよう、などと主張する人がいるでしょうか? 

 一度でも病気になって病院に行ったことがある人なら、容易に理解できると思いますが、言葉が通じないことほど不安なことはありません。例えば皆さんが体調を崩して中東の何処かの国の病院を受診したことを想像してみてください。アラビア語を少しでも理解できる日本人は稀でしょうから、周囲はアラビア語の洪水状態の中で受診することの不安と言ったら地獄のようであるに違いありません。

 なぜ日本人でなくインドネシア人などの外国人なのでしょうか。一つは医療や介護の現場は労働条件が悪いために人手が足りない、という現実があります。手足を自由に動かすことのできない人をお風呂に入れる作業というのは、並大抵の仕事ではないのです。風呂に入る方は天国ですが、入れる方は地獄なのです。

 そして、もう一つは人件費が安く上がる、という点です。
 
 ということで、私は言葉の理解できない環境下の医療、介護などあり得ない、と思っています。アメリカの医療現場で英語を理解できない医師や看護師が認められているとは、とても思えませんし、実際あり得ないはずです。

 まずは労働環境、待遇を改善して日本人でも無理なく働ける環境を作ることの方が、日本人自身のためにより良い社会を作ることに繋がるはずです。私には、本末転倒の議論のように思えてならないのですが。


2013年4月2日(火曜日:雨)


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■昨夜からの雨が、今朝から更に勢いを増したようです。今日は一日中雨の予報。どうやら寒々しい一日になりそうです。何とか持ってくれないか、と淡い期待のあった桜の花も、今日の雨で散ってしまいそうです。

 それにしても庭の柿の木の青葉が瑞々しく茂り始めました。若葉、とはこんな葉を言うのだろう、とつくづく感じる青葉です。青葉といえば、「目には青葉 山ほととぎす 初がつお」という山口素堂の俳句が思い出されますが、これは5月の句。でも、この柿の葉の青葉も、本当に心洗われる清々しさです。

■さてさて以下の記事は焦眉の急の問題を報じています。両親の老いを体験しつつある私としても、本当に深刻な問題です。日本が、日本らしい細やかな神経を生かして、どこの国の高齢者も幸せになれるような仕組みを構築して欲しいものです。



2013年4月1日(月曜日:曇)


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■今日から4月1日。新年度の開始です。今朝の東京新聞には、「4月1日」と書いて、「わたぬき」と読む姓がある、という記事が出ていました。まず 100 % 読めないな、と思いながら読みましたが、そのいわれが大変興味ふかいものでした。

 テレビのニュースでは、入社式の様子が放映されていました。私の同級生は今年度で定年という人も多いはずです。私のように、いわゆる独立事業主として働いている人は、定年はあるようで無いも同然ですから、いつまで働こうが、いつ辞めようが、それは本人次第です。

 良い身分のように一見思いますが、いつまで経っても辞められない、というジレンマもあります。子ども達のことは別にしても、従業員がいる以上、もう辞めた、というわけにはいきません。軟着陸に向けて少しずつ準備をするしかありません。

 代わりがいない、というのは、本当に大変です。でも別の見方をすれば、だからこそ、自分の健康にも注意して、ここまで何とか辿りつけた、と考えられなくもありません。自己節制がいかに難しいかは、患者さんたちを見ていれば簡単に分かります。

 他人に説教するのは簡単ですが、自分自身をコントロールするのは、並大抵ではありません。まぁ、これからも楽しみながら自己節制に努めていきたいと思っています。

 そんなことを考えていたら以下の記事に出会いました。

 日経新聞の編集委員をなさっている吉田誠一さんが書かれているのですから、私とは比較にならない忙しい毎日の中での挑戦です。

 新聞記者らしく、ユーモアを持って以下のように書かれていますが、なるほどと共感することしきりです。

 なにも、私はオリンピック出場を狙っているわけではないし、ライオンのように走って狩りをしたいわけでもないし、逃げ足の速いコソ泥になろうとしているわけでもないが、ここまできたらせっかくだから、もっと速く走れるようになりたい。

 楽にシャープにスーッと42.195キロを駆け抜けたい。


 ゴルフの下手な私は、いつもこう考えています。ヘタは楽しい。なぜって、練習する度に上手になれるのだから。

 明日から、また挑戦してみようという、勇気をもらいました。