2013 年 10 月のページ


2013年10月31日(木曜日:晴れ)


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■昨夜はSUNの誕生日パーティを、行きつけの和食料理店で二人で楽しみました。次から次へと秋の味覚を堪能することができました。素晴らしい料理を良心的な値段で味わうことが出来るというのは、本当に有り難いことです。地元のこうした素晴らしいお店を、ぜひ大切にしていきたいものだと思っています。

■さてタブレット市場が絶好調です。Wikipedia によれば、

 iPad(アイパッド)は、アップルによって開発及び販売されているタブレット型コンピューターである。アメリカ時間の2010年1月27日、サンフランシスコで開かれた製品発表会で発表された。


 とありますから、アップル社が新しい市場を切り開いてから、もうすぐ4年目を迎えようとしています。インテルのCPUとマイクロソフトのウインドウズの組み合わせによるパソコンに取って代わる製品が出てこようとは、それまで誰も信じていませんでした。永遠に不滅だと思われていたのです。

 決して使い易いわけでも、決して製品として堅牢でもなく、どうしてこんなものが事実上の標準品、いわゆるデファクト・スタンダードとなったのか、いつも不思議でした。こんな欠陥商品が標準になったのは歴史上初めてではないか、とすら私には思えていました。

 インターネットの発展により殆どのサービスがインターネット上に移住した、つまりクラウド化した、という流れが背中を押しました。iPadが発売されてみると、目から鱗が落ちたのです。わざわざパソコンの前に座らなくても、かなりの作業がタブレットでこなせることが分かったのです。

 アップルにグーグル、そして今やマイクロソフトすらタブレットを発売するようになりました。ついにウインテル王国の落城です。以下の記事は、そんなタブレットの二大巨頭、グーグルとアマゾンを比較しています。



2013年10月30日(水曜日:晴れ) SUNの誕生日:月間100キロ走破


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■今日はSUNの?回目の誕生日。昨日まで通算月間走行距離が、92 キロでしたので、誕生日に間に合うように頑張って今朝は、8 キロを走り目標の 100 キロに辿り着きました。今夜は誕生日と目標達成を祝ってディナーです。

(●^o^●)

■庭の柿の木がすっかり色づいて食べごろになって来ました。昨夜も一個頂きました。十分熟れて甘くなっていました。

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スタッフのみんなが贈ってくれました。


2013年10月29日(火曜日:曇のち雨)


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■今年は暑さが続いたためか、河津桜、AYAちゃん桜が、もう咲いていました。体内時計が桜の中で狂っちゃったんでしょうか。でも可愛らしいですね。AYAちゃん、そっくりです。

(●^o^●)

■今日は、どうも天気は下り坂です。雨の降りだす前に、と思って、今朝は 5 時に起きて走り出しました。今月は、何としても目標の月 100 キロの走りこみを成し遂げるつもりです。何か、些細な目標でも、目標があるだけでヤル気が違ってきます。ただ漫然と取り組んでいると、どうしてもだらけてダメですね。

 ただし昨日も走ったためか、今日はだるくて参りました。最初の4キロほどは、とにかく体を慣らすだけで精一杯でした。それでも何とか 7 キロを走りましたので、あと 10 キロで目標達成です。何とかなるでしょう。

■さて昨日は作詞家の岩谷時子さんが亡くなったという報道がされました。私にとっては岩谷さんというと、加山雄三さんとのコンビで作られた作品が、とても印象深く残っています。

 「君といつまでも」で始まった二人のヒット曲は、とにかく楽しく、明るく、加山さんの人柄そのままを歌にした感じでした。大学時代、テニス部の尊敬する先輩の結婚式で、その先輩が奥様に向かって、この歌の、例の台詞を語りかけていたのを、今でも昨日のように覚えています。もう 40 年近く前でしょうか。

 時代を蘇らせてくれる歌って、誰にでもあると思います。やはり恋をしていた時の歌。そして失恋した時に流行っていた歌。そんな時の歌は、一生の財産なんでしょう。

 岩谷さんのご冥福を、心からお祈りいたします。



2013年10月28日(月曜日:晴れ)


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■昨日は休日当番日。朝の 8 時から、夕方の 5 時まで、昼休みなしの仕事は結構疲れます。患者さんが山のようにやってくるという訳ではありませんが、静岡県東部一帯ですから、遠くは東伊豆からも来ることがあります。沼津は、かつての輝きは失ったものの、地理的には静岡東部の中心地なのです。

 裁判所を始め、公的機関も東部といえば沼津に存在します。沼津御用邸の存在は、いかに沼津が風光明媚で水、食に恵まれていたかを、如実に示しています。

 しかし新幹線の駅が三島に決まってからは、長い長い下り坂を転がり続けているのが現状です。何とかしなければなりません。

■さて昨夜は日本シリーズの第二戦。田中将大投手が、まさにエースのピッチング。味方の援護をもらえない中、崩れること無く、粘り強く投げ抜き勝利を呼び込みました。6回表の二死満塁のピンチも、最後は内角への速球で三振に切って取るあたりは、見ている方も鳥肌が立つほどの見せ場でした。これだけ絶対的なエースというのは、どのスポーツ界を見渡しても、いないのではないでしょうか。

 それこそ負けない、という意味では大鵬さん以来ではないか、と思えるほどです。本当に素晴らしい精神力です。負けない理由の一端を垣間見た気がしました。次回が楽しみです。

■さてさて昨日は、空いた時間にホームページを作成しているソフトの勉強をしました。QHMです。これは一切のプログラムを自分のパソコンに置くのではなく、サーバー上に置いて処理していますので、ホームページの作成、更新はネットに接続できれば端末はパソコンだろうが、タブレットだろうが、スマホですら構いません。しかも必要なのは文章を書くだけ。画面の細かい配置やファイルの保存など、一切を勝手に処理してくれますから、こちらは書き込む文章を考えるだけで済みます。

 これを何とか依頼されている会のホームページの改革に利用できないか、と考えているのです。

■今朝は走りました。今月の通算走行距離が、76 キロですので、残すところ後 4 日で、何とか 100 キロの王台に載せたいのです。4 x 6 = 24 ですから、毎日 6 キロを走れば目標に届きます。今朝は頑張って、8.47 キロを走りました。合計 85.06 キロ。残り 15 キロになりました。4 日続けて走ったことは、いままで無かったと思いますので、いささか辛そうですが、何とか目標を達成できるよう最善を尽くすつもりです。今夜も早く寝て明日に備えるつもりです。

 目標がある、といのは、有難いことです。



2013年10月27日(日曜日:晴れ) マー君完投勝利


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■今日は休日当番日。朝の 8 時から 17 時まで籠の鳥です。

 昨日は午後からランニングに出かけようかと思っていたのですが、残念ながら終日雨でした。仕事が終わって、ほっと一息付いてからは、NEXUS 7のキンドルアプリで、宮本輝さんの「草原の椅子」を読み始めました。

 上下二巻ですので、まずは上巻を少しずつ読み始めました。読者のコメントにあった通り、特段大きな事件が起こるわけではありません。人が殺されたり、謎解きがあるわけでもありません。人生という長い旅の中で、ひょっとすると誰もが通ってきた道を、二人の男性を通して淡々と描かれています。

 50 歳になった主人公の、これまでの自分の人生への回顧。仕事、家庭、親子関係、夫婦関係、そして男女関係。誰もが通ったに違いない、その 50 年の歳月を振り返っているのです。

 言ってみれば、それだけなのですが、登場人物が魅力的ですし、物語の展開に飽きさせません。いわゆるストーリーテラーなのでしょう、宮本輝さんは。さてさて下巻の展開が楽しみです。

■さて、漫画「ブラックジャックによろしく」も読み進めているのですが、読み始めて驚いたのは、自分が研修医時代に経験した同じような経験が描かれていたからです。当たり前といえば当たり前ですが、30年経ってみて虚を衝かれたような思いでした。

 そういえば、そんなこともあったなぁ、と驚きとともに懐かしく思い出すのです。主人公の様に正義感に燃えていたわけではありませんから、長いものには巻かれろ、で駆け抜けただけでしたが、主人公のような思いは理解できます。

 この本が大ベストセラーになって、その後に研修医制度が改変されましたから、意外とこの本の影響は大きかったかもしれません。とは言っても、改変のために地方に研修医が回らなくなったのも事実です。大学の医局制度を目の敵にするあまり、地域医療を守っていた側面を切り捨ててしまったからです。代償は、あまりに大きかったのです。


2013年10月26日(土曜日:雨) 「草原の椅子」上巻読破


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■昨夜は、何時頃でしたでしょうか、真夜中に地震がありました。ほんの短時間でしたので、そのまま、また眠りに戻りましたが、地震は怖いですね。

 今朝は5時15分に目覚ましを掛けて起きだし、さて鶴ちゃんと一緒にウォーキングに出かけようか、と思っていたら、激しい雨音にびっくり。また床に戻りました。台風の影響で午前中は、東海地方は雨のようです。災害が起きなければ良いのですが。

■さて以下の記事は、本当に考えさせられます。

 伝説の企業人、松下幸之助さんが起こした松下電器。私が子供の頃は、毎年の長者番付のトップを松下さんが何度も占めていました。戦後の高度成長時代の象徴のような企業です。

 そのパナソニックが、今や青色吐息です。倒産寸前にまで追い込まれたシャープほどではないのかも知れませんが、かつての輝きは完全に失われました。その原因の一つが上記の記事にある、プラズマへの過剰な投資です。

 この記事を読むと暗澹たる思いに沈みます。日本人として、当時のパナソニックを覆った、その場の空気が手に取るように分かるからです。たぶん私も、その当時の会社の内部にいたとしたら、同じようにどん底に落ちるまで声を上げることは無かったでしょう。その場の空気には逆らえないからです。

 日本という社会の最大の弱点の一つを、悲しいほどに示す典型例です。そして、その責任を組織内の誰も取らないし、原因の詳細な検討を誰も行わない。当時の責任者は巨額の報酬を得て楽隠居。あの敗戦の時と、うり二つです。あの時は、GHQが責任者ゼロでは、さすがに許してくれなかったようですが。

 死者に鞭打たない、というのは日本人の美点だと思います。某国のように墓を暴いて、過去に遡って責任を追求する、というのは、とても私達日本人の心情には理解できないものです。しかし、しかしです。原発事故の例でも分かるように、原因をきちんと精査し整理整頓しておかないと、結局また同じ間違いを犯します。最近の政府の、矢継ぎ早のやりたい放題を見ていると、ひょっとすると日本は将来、また無謀な戦争を近隣諸国に仕掛けるのではないか、という危惧を感じるのは私だけでしょうか。



2013年10月25日(金曜日:曇のち雨)


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■さて今朝は走りました。明日の朝は本当に雨になりそうですので、走れる時に走っておかないと積み重ねができません。今週は平日 5 日のうち、4 日走りました。本日現在今月の通算走行距離が、76 キロとなりました。あと 24 キロで、取り合えず 100 キロの目標が達成できそうです。100 キロは、なかなか大変です。

 月に一回は長い距離を走らないと達成は困難です。20日走る予定だった中野での 42 キロが雨で流れたのが、とても残念です。ネットでの主催者の発表によれば、あの雨の中女性一人、男性五名が参加したようです。6 時間掛けて走ったようですが、還暦の年寄りには、とても無理だったに相違ありません。

(●^o^●)

 ぜひとも来月の参加日には、雨にならずに走ることが出来るように、と祈るばかりです。

■さて、ある会の IT 化を担当することになりましたが、中々に大変です。300近い施設が参加する会ですので、ばらつきがあまりに大きいからです。10年前には構成施設への連絡のためにファックスを全施設に導入しましょう、という運動を繰り広げましたが、ゼッタイに嫌だ、という施設もありました。今では考えられないことですが。

 インターネットが普及した今ですら、メールはやりません、という施設長がいる、ということに、驚きを覚えます。ロータリークラブでも、同様の驚きを覚えることがあります。それなりの規模の企業のトップが、パソコンやメールはしません、と言われるのです。本当に驚きます。

 まぁ、電話でやり取りすれば良いのだ、という意見もあれば、直接話せば良い、という意見もあるでしょう。でも対外的には、それで済むのでしょうか。対内的には、それほどの人数でなければ直接話せば済むのでしょうが、社外の人々といちいち電話というのは、ちょっと信じられない思いです。

 私は携帯電話は、ほとんど使いません。診療中は電話に出ることすら、めったにありません。出ている暇がないのです。ですから、ちょっと空いた時間にパソコンでメールをチェックすることはあっても、携帯電話を見ることは、まずありません。

 IT 化というのは、大変です。確かにパソコンしかなかった時代は、致し方なかった面もあります。パソコンは決して使いやすい道具ではないからです。しかしタブレットが出現した今は違います。メールや書類を見る程度なら、誰にでも出来るようになりました。これを使って何とか、ペーパレスで会議を開けないか、鋭意検討中、といったところです。

 ちなみにペーパレス会議をキーワードにグーグルで検索すると、山のように様々な試みが引っかかります。専用のソフトというか、システムが発売されています。最近は、やはりクラウドを基本にしたシステムが多いようです。作成した書類をクラウドに掲載すると自動的に端末に送付される、というものです。使用端末は、iPad が多いようです。

 今年の初旬に、私も iPad を購入したのですが、とにかく驚きました。便利なのです。パソコンのように電源を入れて準備が整うまでに一仕事できてしまう、という煩わしさがありません。いつでも使いはじめることができます。パソコンは、毎回電源を切ってあった携帯電話を使い始めるようなものになりました。そんな馬鹿なことをする人はいません。

 ただ最初の驚きから、しばらくして落ち着いてみると、色々と不便な点も出てきました。iPadは一般的なウインドウズパソコンとは違う管理システムを採用していますので、ファイルがどこに収納されているのかが大変わかりにくいのです。iPhone を使って、iPad を使ってと、アップルの中だけで生活している分には不便を感じないのでしょうが、違う世界と意思の疎通を図ろうとすると、とたんに壁にぶち当たります。

 こうしたアップルの囲い込みが、どうにも鼻に付くようになってからは、単なる賞賛から懐疑的になることも多くなりました。もちろん画期的な製品であることは間違いありません。こうした製品は日本では生まれないのでしょう。残念でなりません。

 Nexus 7は、その点はオープンソース化されたアンドロイドを使用しているだけに、私には分かりやすい、という長所があります。今は、殆どをNexus 7上で処理できるようになりました。ただし、長い文章、原稿などを書くのは、やはりキーボードが便利です。音声入力も可能なのですが、どうもタブレットに向かって喋るというのは、あまり気の進む作業ではないのです。

 少しずつ皆さんの理解を得て進めるしかないようです。



2013年10月24日(木曜日:曇) 『ブラックジャックによろしく』を読み始める


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■今朝は綺麗な朝焼けが雲間から見ることができました。台風 27、28 号がアベックで日本に向かっている、という予報に、これからどうなるのか心配です。

 三日間続けて走りましたので、今日は休息日。適当に休息を入れていくのも、お年寄りには大切です。無理は禁物。まぁ、のんびり続けて行きましょう。

■昨夜は、佐藤秀峰さんの『ブラックジャックによろしく』をダウンロードして読み始めました。2002年第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した作品で、多くの方が読まれたと思いますが、実は私は全く読んだことがありませんでした。2003年にTBS系列でテレビドラマ化されたそうですが、私は全く観ていません。主人公を妻夫木聡さんが演じたのも、今日知りました。

 佐藤さんは、

 2012年9月15日より本作を著作権フリー化し、あらゆる二次利用を自由にできるようにすることをTwitter上で発表


 しましたので、今では自由に読むことができます。

 初めて読んでみて、びっくりしました。自分にも研修医時代があったことを、改めて思い出しました。いつも睡眠不足でいた事を覚えています。どこでも眠れることが仕事を続ける上で、大切な条件でした。もう 30 年以上前の話です。

 まだ二巻しか読んでいないので、これからが楽しみです。


2013年10月23日(水曜日:曇)


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■今朝も走りました。三日連続は、いささかやり過ぎだとは思ったのですが、明日からは雨の予報ですので、出来る時に積み重ねていかないと、目標の達成は不可能です。とにかくゆっくりで良い、と自分をなだめすかしながら、スタートしました。それでも、何とか昨日と同じコースを走り切ることができました。

 最近はズボンが落ちそうになって困ります。それだけウェストが締まったという事です。以前親族みんなで集まった時に撮った写真を観て、そこに写っていた自分が、最初他人のように思えました。ずいぶんとほっそりして写っていたのです。びっくりしました。一年かかって成果が出てきたのでしょう。

■以下の記事は、なかなかに刺激的です。

 ナポレオンが創り上げて以来、国民国家は水や空気の存在と同じように、当たり前の存在でした。それが今変わろうとしている、という内容です。

 まさに大きな歴史の転換点なのかも知れません。



2013年10月22日(火曜日:晴れ)


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■今朝も走りました。昨日の今日ですので、さすがに後半は疲れました。やはり連日というのは、私には負担が重いかも知れません。まぁ、それでも少しずつトレーニングを積み重ねていけば、いつからは結果が付いてくるだろう、と楽観的に毎日を送るしかありません。

■昨夜は仙台での楽天とロッテの一戦を手に汗握ってテレビ観戦しました。ダントツビリからのスタートだった楽天が、覇者になるまでの道程は、やはり遠かったのですが、本当によく頑張りました。日本シリーズでの活躍を期待しています。

■さて以下の記事は、いささか心配です。

 韓国ドラマには、日本のドラマには、もう無くなってしまった、一種懐かしい視点があります。同じアジア、それも儒教に対して対応が両国では異なっているとは言うものの、やはり共感できる部分が多いのです。欧米のキリスト教文化に基づいた物語というのは、正直理解できない部分が多々あります。例えば、「ダビンチコード」などが良い例です。とても娯楽性に富み、展開もスピーディーで、ハラハラどきどきさせる内容は、さすがに一級の娯楽作品なのですが、正直なんでそんなことに血道を上げるのか理解できません。

 文化の基底にあるものが違いすぎるのです。それでも娯楽作品として、上手に作られているので、我々日本人も何とか楽しめるのでしょうが、理解できているとは、とても思えません。韓国ドラマには頑張ってほしいものです。韓流ドラマで私の唯一ハマった「不屈の嫁」のみならず、次回は「不屈の婿」でも作ってほしいものです。友人に婿さんが結構いるものですから。

(●^o^●)

■昼休みのニュースで、作家の連城三紀彦さんが亡くなられたとの報道を見ました。私にとっては、「戻り川心中」が彼の最初の作品でした。ミステリーとは言っても、従来のものとは全く趣をことにした作品に驚きました。Wikipedia によれば、

 愛知県名古屋市出身。愛知県立旭丘高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。

 探偵小説専門誌『幻影城』でデビュー。大胆な仕掛けや叙情性溢れる美文体を用いたトリッキーな作風で評価を得る。その後ミステリ的筆致を心理の機微を表現することに応用した恋愛小説を著すようになり、直木賞を受賞した『恋文』以降は大衆小説に執筆の主軸を移した。

 しかしその後もフレンチミステリ的心理劇や謀略サスペンス、誘拐もの、叙情的な幻想ミステリ、メタミステリなど、多彩なミステリの執筆も行っている。2002年には『白光』、『人間動物園』とミステリー作品を連続して発表し、話題となった。若い頃からの映画好きで、大学在学中にシナリオの勉強のため、フランスへ留学した経験を持つ。

 父の実家が浄土真宗の寺であったことから、1985年に東本願寺で得度している。法名は智順。名古屋市の同朋大学で修学するため1年間休筆し、田代俊孝教授に師事している。

 胃がんの闘病生活中であったところ、2013年10月19日に死去した。65歳没。


 と、あります。あっという間に書き換えられるところが、Wikipedia は凄いですね。

 さっそく彼の作品を購入してキンドルで読む予定です。ご冥福を心から、お祈りしております。



2013年10月21日(月曜日:小雨)


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■今朝は4日ぶりに走りました。日曜日のマラニックに向けて休養モードに入っていましたので先週の木曜日以来でした。前回から走り方を少し変えてみました。小走りというのか、ピッチ走法というのか、私には分かりませんが、体に負担を掛けずに、それでいてスピードは上がる走り方なのでしょうか。自分でも不思議ですが、確かに負担が少ない上にスピードは上がっています。

 桃澤神社までの往路でキロ 7 分を切るのは、寝起きで結構大変なのですが、この走り方だと、それほど苦労せずに切ることができました。ちょっとしたことですが、ずいぶんと大きな発見をしたような気がしますからおかしなものです。

 結局、通算 7 キロ超をキロ平均 5 分台で走ることができました。休養のお陰もあったのでしょうが、自分としては大きな進歩のような気がします。昨日の、予定していた 42 キロが走れなかったので、今月の通算走行距離を 100 キロにするのは、かなり難しくなりました。それでも何とか目標に近づけるように、努力するしかありません。

■チャーチルの言葉に、こんなものがあります。

楽天家は、困難の中にチャンスを見い出す。

悲観論者は、チャンスの中に困難を見る。


 確かに、そのとおりに違いありません。失敗する人というのは、困難ばかりが目について、それが山のように積み上がって、結局その重さに負けてしまうのでしょう。困難の中にもチャンスを見出して努力を積み重ねれば、ひょっとすると成功に辿りつけるのかも知れません。

 人生の知恵に違いありません。



2013年10月20日(日曜日:雨) 武蔵野ラン棄権


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■今日は中野駅前を出発点にして、いわばマラニック、つまりはマラソンとピクニックを合わせたような、ゆっくり楽しみながら走ろう、という企画に参加予定でした。昨夜の天気予報でも、今日は一日雨のようでしたが、なんとか天気が持ちなおして曇り空でいてくれないものか、と一縷の望みを持って朝を迎えました。

 スタートの4時間前の6時に目覚ましを掛け起きました。窓を開けて見ると、外は曇り空。まだその時点では武蔵境駅の周辺には雨は降っていませんでした。昨日買っておいたアンパンを食べて準備に取り掛かると、少しずつ雨脚がはっきりしてきました。土砂降りというわけではないのですが、止みそうになく、しかも気温も低そうです。雨と寒さの中でのランニングは風邪を引くもと。こじらせたら大変です。

 ということで、8時前には参加中止を決断しました。「NPO 法人市民歩走者学会」の企画への参加は二回目なのですが、残念ながら前回も雨で参加しませんでした。どうも天気運が私と合わないようです。と言っても企画自体は楽しそうなので、帰ってきて早速 11 月に開催される同様の企画に申し込みました。次回も中野駅前からの 42 キロです。三度目の正直、という諺がぜひとも実現してほしいものです。

 中央線沿線は武蔵野、というだけあって、都心に比較すると緑が多いようです。武蔵境駅前には、何とか伊勢丹というスーパーのような店舗があり驚きました。木々の緑もあり、新宿から20分ほどですが、ずいぶんと落ち着いて感じられます。こうして色んな場所へ出かけていくのは、とても興味ふかいものです。

 ホテルではテレビは消して、連城 三紀彦さんの「戻り川心中 (光文社文庫)」をキンドルで読みました。再読です。男と女の愛の物語ですが、色街を描いた悲しい愛の物語が心に沁みます。どこまで行っても、結局この世は男と女しかいないわけですから、愛の物語は永遠に不滅です。本を読みながら、私は黒澤明監督の「赤ひげ」を思い出しました。あの映画は医療物という面はもちろんありますし、成長物語でもあるわけですが、何組もの男と女の愛の物語でもありました。男と女は、こんなことまでしでかすのか、という物語でもあります。

■さて明日は来月の 42 キロに向けて、走りこみを始めなければなりません。大会の3日前からは、カーボローディングと言って、主に消化吸収の良い炭水化物を取りグリコーゲンとして貯蔵するのが良い、という基本があります。走るようになってからは、大会の前だけでなく、普段のトレーニングのためにも食事に、より気を使うようになりました。暴飲暴食をしない、というのは当然ですが、消化吸収に良いもの、そして食べる量や時間帯の事も、以前より、さらにいっそう気を使うようになりました。睡眠時間も、しかりです。

 体調が良いのも、ただ走るだけでなく、そうして心遣いも影響しているのでしょうか。やはり生活習慣ですね。



2013年10月19日(土曜日:曇のち雨)


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■昨日と今日は休養日です。明日の 42 キロのマラニックに向けて体力温存です。ところが、どうも天候は下り坂。今夜からは東京でも雨脚が強まる、という予報です。今夜は中野に泊まって、駅前のランナーズショップから明日の朝出発の予定です。

 案内によれば三箇所ほど武蔵野の名所を巡って、休憩しながら 42 キロを走るようです。前回 4 月でしたでしょうか、同じ会の企画に応募したのですが、その時も大雨で申し込んだだけで参加しませんでした。冷たい雨に濡れながら走っても良いことは何もありません。

 以前無理をして駿府マラソンをずぶ濡れになって走ったために肺炎になり、危うく旅立ちそうになりました。開業して 24 年。後にも先にも病気や怪我で診療を休むのは、あの時の三日間だけにしなくてはいけません。取り合えず今日は出かけてみて、明日の天候によっては無理をせずに、そのまま帰ってくるつもりです。

 まぁ、天候だけはどうにもなりません。途中、両親の見舞いが出来るだけで良し、としなければいけないようです。

■さて以下の記事は興味ふかいものです。人生 1/3 の時間は眠って過ごしています。なんだか無駄なような気もしないではないのですが、もちろんそんな事は、あろうはずがありません。睡眠には重要な意味があるわけですが、具体的に何が起こっているのか、あまり明快な回答を聞いた記憶がありません。

 具体的に毒素として、どんな物質が睡眠によって除去されているのかは記事には記載がないのですが、確かに大いにありうることです。さらなる研究が期待されます。



2013年10月18日(金曜日:晴れ)


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■今日からは日曜日のマラニックに向けて休息モードです。一体全体どんな事が起こるのか、想像もできませんので自分の中では不安なのですが、まぁ、のんびり行くしかありません。ただ主催者からの案内が、まだ届かないのが心配です。

■さて以下の記事には震撼させられます。

 プリオンというタンパク質は、私達が知る病原菌とは、どうも全く違う性質をもつようです。Wikipediaによれば、まだまだ論争の渦中にあるようですが、とにかく得体が知れないというのは不安を増幅させます。

 危険性のある食物は摂取しないという、基本的な行動を遵守するしかなさそうです。ただし献血の問題は大変難し課題です。



2013年10月17日(木曜日:晴れ)


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■今朝は、しっかりと走りました。50分間。8キロを走りきりました。我ながら進歩したものです。以前なら、とてもこれだけの距離を、これだけの余裕を持って走り切ることは、とてもできませんでした。少しずつでも続けていくことで、力が蓄積されていくのでしょう。練習は裏切らない、とはよく言われることですが、本当だ、と痛感させられます。20日に参加する中野駅前からの、42.195 キロのマラニックは、どうなりますか。楽しみでもあり、不安でもあります。

 まぁ、命がけでやるようなことでもないので、楽しみながら、完走したいと思っています。

■さて、以下の記事は意外だ、と思われる方が多いと思います。

 指摘されてみれば、なるほどと納得するのですが、インターネットを水道や電気のように使えたら、という夢を実現しつつある、と言えば分かりやすいでしょうか。

 それこそ何万台というパソコンをリナックスで繋ぎながら、いわばスーパーコンピュータのように活動させているわけです。むかし、むかしパソコンなど無い時代に一台数億円する汎用機と呼ばれたコンピュータを時間貸ししていた時代がありました。

 あのビルゲイツも、学生時代そうやってコンピュータ技術を学んでいたようです。時間単位で借りながら作業をしていたわけです。アマゾンがやっているのは、いわば現代版インターネットの時間貸しサービスです。

 IBMに競り勝って受注するというのですから、そのサービス能力の高さに驚かされます。



2013年10月16日(水曜日:曇)


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■夜中の三時頃から風雨が強まりました。5時に目覚ましを鳴らしましたが、さすがにこの風の中を走るのは無謀ですので、エアロバイクを漕ぎました。今朝は前回の続き、「ローマの休日」です。カメラマンと三人で市内をバイクで冒険して歩き、夜はダンスパーティーに参加する、という有名な場面です。

 「真実の口」に手を入れる王女様の恐れと逡巡(しゅんじゅん)。そしてグレゴリー・ペックのからかいへの反応。どれも、穢れなきオードリーの面目躍如、という場面です。

 名画というのは何度観ても飽きることがありません。

■さて米国債がデフォルトになるのではないか、という瀬戸際に来ています。素人には判断のしようもないのですが、田中 宇さんの解説によれば、崩壊しそうなのはアメリカの一極支配なのであって、日本人が喜びそうな中国崩壊ではないのだ、という指摘は重要です。

 50年、あるいは100年に一度の歴史的な転換点なのだ、という指摘は日本のマスコミには全く無視されています。果たして、今後一年の間に如何なる事態が引き起こされるのか。新しい時代に日本は立ち向かえるのか。脳天気にテレビを見ている場合ではないのです。



2013年10月15日(火曜日:曇)


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■今朝も走りました。疲労回復のために、ゆっくりと30分間ジョッギングをしました。連続二日続けてゴルフをして、毎日 18,000 歩以上歩きましたから、結構疲れたのですが、こうして翌朝走ることが出来るようになったのは、大きな進歩です。

 小出監督などの本にも、むしろ軽いジョッギングをした方が、筋肉の疲労も取れる、とのことで、確かに走り終わった後は爽快な気分です。

 今日は台風の影響で、午後から雨の様です。会合が夜あるのですが、車で行くしかないようです。



2013年10月14日(月曜日:晴れ)
大村杯ゴルフ


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■今日はロータリークラブの仲間とゴルフでした。最高の仲間です。そして天候も最高。何から何まで最高の一日でした。大村さん、久松さん、植松さん。みんなロータリークラブに入って知り合うことのできた人々です。自分たちだけの仕事仲間だけでは、絶対に知り合うことは出来なかったでしょう。

 自分としては腰の回転、つまりは体の軸の回転をしっかりする、という目標でプレイしました。結局のところ、中心でボールを捉えて、いかにクラブヘッドを反すか、という事がスイングの最終目的なわけですが、ヘッドを反そうとすると、どうしても手で反すことばかりを考えてしまいます。あるプロの方のレッスンを見ると、体の軸が回転しない限り、絶対に手だけではできない、ということ。軸の回転に連れて自然とヘッドは反り、ボールは真っ直ぐ飛ぶのだ、という話を聞き、なるほどと得心しました。

 ということで、今日はとにかくスイングの後、ヘソが目標にしっかり向いている、ということをイメージしてスイングしました。結果は、バラバラでしたが、うまく行った時は、今までになくボールは真っ直ぐ遠くへ飛んでくれました。明日に繋がる大いなる進歩でした。

 夜は三人で反省会。久松さん、植松さんの、それぞれの若い頃の仕事での活躍の様子などを聞かせてもらって、ずいぶんと勉強になりました。世界が違うと、こうも違うものか、と驚きましたが、仕事が違えば、当然そうなるわけですね。

 本当に楽しい一日でした。次回が楽しみです。

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 こんな素晴らしい仲間を持てたことに感謝しなければいけません。大村さんを中心に、これからも楽しいひとときを過ごしたいものです。



2013年10月13日(日曜日:晴れ)


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■今日は新沼津カントリークラブの開設記念大西杯に出場しました。出場できるのは、いちおう A クラスにいる特権です。残念ながら、結果は散々でしたが。

(●^o^●)

 藤田プロのレッスンを見て、腰の回転を意識してプレイしました。スタートのロングホールで、今までで一番ボールが飛びました。このままうまく行くかと思ったのですが、世の中そんなには甘くありません。しかも得意のはずのアプローチが、全然ダメでした。

 でもご一緒したシングルの歯科医師の方のプレイは見事で、大変勉強になりました。ハンディ 3 の実力に相応しい素晴らしいプレイでした。結局 75 のイーブンパーでフィニッシュ。パット数が前後半共に 13 とは、本当に見事としか言いようがありません。

 今日も一日カートには乗らずに歩き続けました。18,000 歩以上歩きました。芝生の上を歩くのは大変気持ちの良いものです。本当は走りたいぐらいでしたが、さすがにそれは止めました。

(●^o^●)

 20 日の 42 キロのマラニックが楽しみでもあり、恐ろしくもあります。どうなりますことやら。

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 今日はお互い疲れた一日でした。SUNは義母の実家の後片付け。私はゴルフでしたが、歩きどおしでクタクタです。

 そこで、いつもの店で一杯やりました。まだまだ、生ビールが恋しいのですから暑さが収まらない、ということです。



2013年10月12日(土曜日:晴れ)


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■今日は爽やかに晴れました。鶴ちゃんと恒例の桃澤神社までのウォーキング。地域の人々が枯葉の片付けをしていました。途中で花々の写真を何枚か撮りました。走っていると写真を撮るのは無理ですので、こうしたウォーキングは大変貴重です。

■さて以下の記事は他人事ではありません。

 北海道は大変です。「総務省によると、13 年 3 月末時点で全国の市のうち最も人口が少ないのは北海道歌志内市の4123人」という事実もあります。JR北海道が不祥事で叩かれていますが、新幹線という美味しい部分を独り占めしたJR東海は、我が世の春を謳歌していますが、いわば取り残された地方のJRは青色吐息でしょう。保線という手間暇のかかる作業は人出が掛かります。大変な作業です。広大な面積を持つJR北海道の大変さは、想像するだけでもため息が出そうです。

 今年の夏につれ合いと二人で行った北海道旅行は最高でした。あの素晴らしい北海道を、いつまでも残してほしいものだと、つくづく思うのです。



2013年10月11日(金曜日:雨)


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■昨日も暑い一日でした。49年前の10月10日は、東京オリンピックの開会式でした。私は 11 歳でしたから、小学校から急いで帰って白黒テレビで開会式を観た記憶があります。

 カラーテレビは、まだ高嶺の花でした。ということは、アナウンサーが語る、「爽やかな青空に日の丸の旗が」などの形容は、ただ想像するしかなかった、というわけです。

 市川崑監督の「東京オリンピック」を学校から、みんなで揃って近くの映画館へ見に行ったことも覚えています。そのためかどうか、オリンピックで一番印象に残っているのは、マラソンのアベベ選手です。途中から独走状態に入りゴールしてからも、余裕綽々の彼の行動は、その後にゴールした選手たちの苦しそうな表情との対比で、ただただ驚くばかりでした。アベベ選手を見ていると、マラソンを完走するって大変でもないのかな、と誤解してしまいそうでした。ほぼ半世紀を経て、フルマラソンに挑戦中の私には、いかに大変なことかが、ようやく実感出来ました。

(●^o^●)

■さて以下のニュースには、ちょっと驚きます。ユニクロが中国だけでなくバングラデシュでも縫製工場を立ち上げた、という記事は目にしていましたが、今やバングラデシュは世界の縫製工場となっているのです。

 実は私が今履いているユニクロの、このズボンもバングラデシュで縫製されています。綿と 3 % のポリウレタンを混合した製品は、とても履き心地が良いのです。伸縮性が優れていますので、動きやすいのです。

 安い人件費が大きな理由なのでしょうが、国民も勤勉なのでしょう。貧しかった国が、こうしたきっかけで豊かになってくれることは素晴らしいことです。



2013年10月10日(木曜日:晴れ)


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■台風の影響による異常な暑さをきたした昨日、はたして今日はどうなりますでしょうか。今朝も起きだして走りました。体が重くて、同時に気も重くて走りだすまでは、だらだらと準備に時間ばかりがかかってしまいましたが、いざ走り始めると、20分ほど走ると、なんとか脚も前に進むようになるから不思議です。

 帰り道の直線で久しぶりにインターバル走法で頑張って走りました。400 メートルほどでしょうか。さすがに息が切れてしまいますが、いずれその成果が出ると信じて続けるしか無いですね。

■さて火曜日にはテレビの天気予報で、「ゆきあいの空」という言葉を紹介していました。夏から秋への移行期に、空には夏の入道雲と秋のうろこ雲やすじ雲が同時に見られる、そんな空のことを言うそうです。

 我が家では、ハイビスカスと朝顔の花が、同時に咲いていました。

■さて今朝配信されてきた以下の記事は必見です。無料版ですので皆さんも全文を読むことが可能です。田中 宇さんは、いま世界は、50 年から 100 年ぶりの歴史の転換点を迎えているのに、日本のマスコミは何も報じようとしない、日本人が何も気付いていないのは実に残念だ、という趣旨の発言をされています。

 日本のマスコミだけを見ていると、本当に井戸の中に閉じこもっているように錯覚しがちです。

 7時31分現在、まだ上記サイトには原稿が掲載されていないようですが、今日中には読むことが可能になるはずです。

 世界は大きく動いているのです。アメリカの背中に隠れていれば、全てがうまく行った時代は、終わろうとしています。その事に気付いて、日本の未来を自分たちの頭でしっかりと考えないと、世界から取り残されるのは必至です。



2013年10月09日(水曜日:雨)


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■今朝は雨でした。5時に目覚ましを掛けてあったのですが、目を覚ましてまどろんでいると、屋根を叩く雨の音が聞こえてきました。台風の影響であることは昨夜の天気予報で分かっていましたので、東の空が茜色に染まってきていたのですが、ランニングは止めてエアロバイクに切り替えました。

 HDDに変換・保存してあるDVD映像を無線LANで飛ばして、NEXUS 7(2013)で鑑賞しながら漕ぐのです。今日は、「ローマの休日」。オードリー・ヘップバーンは、永遠の女神様です。穢れなき純粋さ。清楚な美。ハリウッドの肉体派女優とは、全く違うその魅力は、何度観ても色褪せることがありません。私の中にある根源的な女性像というのは、オードリーに表象されているように思えます。

 マーク・ピーターセン著、「心にとどく英語 (岩波新書)」という本があります。

その一言にこめられた、やさしさがわかりますか


 と、本の帯いわゆる「腰巻」にありますが、この本の中に「ローマの休日」の場面が出てきます。今朝自転車を漕ぎながら観たのは、アン王女が宮殿を抜けだしたものの、打たれた鎮静剤のために眠気に襲われ道路端のベンチで眠っている場面です。通りかかったグレゴリー・ペック演じる新聞記者が、

People who can't handle liquor should not drink.


 と言う場面があります。you を使用していないところが優しさの表現だそうです。その他、色々楽しい解説があって、この本は大変勉強になりました。

■さて以下のニュースはベトナム枯葉剤被害者支援に関わってきた人には感慨深いものがあります。

 アメリカという国は、ある意味で本当に恐ろしい国だと思います。原爆を投下したり、枯葉剤を撒いたり。時に疑問に思うのですが、アメリカは白人キリスト教国家に対しても同じような行動をするのでしょうか。会田雄次さんが、「アーロン収容所」の中で書かれているように、イギリス人にとってアジアの民は家畜と同じだった時代から、まだ一世紀も経過していないのです。



2013年10月08日(火曜日:晴れ)


支笏湖畔

■今朝も走りました。日曜日に地域のコミュニティーのメンバーと一杯やる機会がありました。初めてお話した方だったのですが、マラソンの話で盛り上がりました。その方は、何と何とフルマラソンを何十回も走っているそうです。

 会社への往復を毎朝走っていた、片道 10 キロほどだ、というのです。中学生だったか、その時代に陸上部だったそうで、もともと健脚だったのでしょう。私とは比較になりません。

 毎月 200 キロ以上走っていた、ということで、これまた私とは雲泥の差です。あちこちのマラソンの様子を教えてもらいました。残念ながら私は土曜・日曜日の連休ではないので、S さんのように出かけて走るのは、ちょっと無理だなぁ、と思いながら聞いていましたが、それでも大いに励まされました。

 最近は、膝でしたか、を痛めてしまい、ちょっとランニングもご無沙汰している、という事でしたが、灯台下暗しで地域にすごい人は、知らないだけで結構いるのだなぁ、と改めてびっくりしました。

■さて昨夜は、吉村昭さんの「漂流」を読み終えました。一番印象に残ったのは、主人公の長平が、「船を造ろう」と言い出す場面です。この無人島に10年近く暮らし海を眺めてきたが、助けてもらえそうな船が通るのを見たことが無い。自分たちで船を造って漕ぎ出すしか助かる見込みはない、とみんなに話す場面です。

 一見荒唐無稽のような提案ですし、実際船を作る材料も周囲に見当たらない状況下で、こんなことができそうにはとても思えないのですが、彼の提案が状況を変えていきます。生きてゆく目的、毎日を支える希望が無いと、人間というのは、ただ飢えが凌げれば良い、という存在ではない、という事が本を読むとよく分かります。

■さてさて以下のニュースは、虚を突かれるような話です。

 要は、キンドルとNEXUS 7(2013)の背面を貼りつけたような製品です。文字だけを追うときにはキンドル画面で、カラーで確認したい時にはNEXUS 7(2013)の画面を見る、という具合です。

 なんで、そんなものを作るのかというと、電力の消費が節約できるからです。白黒の Eink は、電力消費が液晶とは比較にならないほど少ないですから、いわば適材適所で使い分ける、ということです。

 一見荒唐無稽のように思えますが、意外と使い出があるように、私には思えます。現実に私は毎日、キンドルとNEXUS 7(2013)の二つを抱えて家の中を歩きまわっているからです。

 興味のある方は、ぜひ上記の記事をご覧ください。



2013年10月07日(月曜日:曇)


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■昨日のLSD(ゆっくり長く走るトレーニング)からの回復のために、今朝は積極的休養という事で、エアロバイクを30分漕ぎました。まだ気温が高いのか、汗だくになります。それでも天気予報は夕方から雨模様。雨もまた良し、です。

■吉村昭さんの「漂流」を読んでいます。以前一度読んだのですが、電子書籍化されたので、再度購入して読み始めました。無人島に漂着した船乗り達が、状況と闘いながら帰国を目指す物語ですが、目的を達成するためには何が必要なのか。そんなことを分かりやすく教えてくれる教材でもあります。

 一見絶望的で何の救いも無いように見える同じ状況下において、生き抜く人間と死に至る人間を分かつものは何なのか。精神力の一言で片付けるのは、あまりにも安易に過ぎます。平和で、絶海の孤島とは何の共通性も無いように見える日本社会において、なぜ毎年三万人もの人が自ら命を絶つのか。じっくりと読むに値する本です。

 江戸時代には、こうした破船して漂流した船が、山のようにあったようです。舞台は鳥島のようですが、島を埋め尽くしていたアホウドリも絶滅し、今は他の島から、いわば移住させて再生を目指しているようです。



2013年10月06日(日曜日:晴れ)


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■さて今朝は6時に起きて6時半から走り始めました。どのコースを辿ろうか迷ったのですが、いつもの桃澤神社から、そのまま帰らずに西にコースを替えて、東海大学の麓の交差点、そして浮島小学校までの側道を走りました。

 爽やかな秋晴れで、早朝ですからまだ気温も上がらず、走るには絶好の状況でした。新しい靴も横幅が以前の靴よりも狭く、右脚小指が擦れてしまいマメになってしまったのですが、今日は紐を緩めてバンドエイドを貼って、さらにランニング用の潤滑油を塗って、準備万端で走り始めました。

 靴そのものは、軽量でとても走りやすいのですが、以前のものより少し上級者用なのでしょうか、踵のクッションも少し薄めです。上級者は地下足袋のような薄手の靴で走るそうですが、その圧力に耐えられるだけの力が私の脚にはありませんので、初心者用の踵にクッションゲルの付いたものを履いています。

 一時間半、合計 13 キロ超をキロ 6 分 55 秒で走りきりました。このペースで 5 時間走り続けることができれば、フルマラソンも理論上は完走できます。とは言っても、30 キロまで走ったことがありませんので、そこまでの自信はありません。

 それでも一年かけて、良くここまで続いたものだ、と我ながら感心しています。自分にも思いの外、忍耐力があるのだ、と知って驚いているのです。子ども達や友人達にフルマラソンを走るぞ、と宣言してしまった手前、途中で放り出すわけにはいきません。残りの人生をかけての、最後の戦いです。

(●^o^●)

■さて昨日の日経新聞でしたでしょうか、公立図書館での電子書籍の貸出が始まった、というニュースがありました。その図書館では、楽天のコボを貸し出しているようです。

 色々な試みができそうです。例えば、持ち出せないように端末を固定しておいて、各机に端末を配置し、版権の切れた書籍については青空文庫を活用して自由に閲覧できるようにする、などです。印刷された書籍を書庫に置く必要がありませんので、スペースが有効に活用できます。何しろ本はスペースインベーダーなのです。

 新刊本についても、二週間すると自動的に閲覧出来なくするソフトを組み込んだ上で、ネット上から市民向けに配信することも出来そうです。わざわざ図書館に脚を運ぶ必要すらなくなります。本は、読まれてナンボの世界です。積んでおいたり並べておくだけでは何の意味もありません。

 電子書籍を一度体験すると、本当に印刷本には戻れません。高齢者ほど、それを実感すると思います。テレビばかりを見ていると本当にオツムが空っぽになります。それは間違いありません。それが国の将来を危うくします。活字を読む、という事を、もっともっと推し進めないと、国の将来が危うくなります。

 一国の総理が外国で嘘をついても、国民がおかしいと思わないというは、本当におかしな事です。この国は末期的なのではないか、とすら思えるのですが、考え過ぎでしょうか。



2013年10月05日(土曜日:曇)


函館にある旧日本郵船ビル

■台風が近づいているために曇り空の、今にも雨が降り出しそうな空模様です。今朝も週末恒例の鶴ちゃんのとのウォーキング。途中道にはみ出していた柿の木から一個柿をもらって食べました。熟していた甘い柿でした。我が家の柿も一個だけ熟していましたが、いよいよ柿が実る頃になったのです。

 柿が実る頃、医者は青くなる、とは昔から言われていることですが、確かに患者さんは農作業で忙しくなって外来は閑散になっています。自然の営みです。

■さて著者が死去して 50 年経つと版権が切れます。最近では、吉川英治さんの著書が、いわばオープンソース化されました。さっそく青空文庫には数々の作品が掲載されています。私も三国志を取り寄せて、NEXUS 7(2013)に入れた、SideBooks というソフトで読むつもりです。今は、松本清張さんの作品に浸かっています。

 いわば最後に残された楽しみ、として読書があるように思えてきました。体も思うように動かなっても、十分な視力があれば、残された最後の楽しみは、テレビを見ることではなくて、読書になりそうな気が私はします。その時に活躍するのが電子書籍端末だと思うのです。本当に便利です。

 千冊以上の本が収納できれば、本当に好きな本を入れておき、いつでも読みなおすことができます。しかもページをめくらなくて済むのは、本当に有り難いのです。遠藤周作さんが、「読書の楽しみとは再読する楽しみである」、といった趣旨の発言をされています。その通りだ、と私も思うようになりました。読書が最後の楽しみとなるまでに、再読できる作品と何冊巡り会えるか。豊かな人生であったかどうかの、一つの基準にもなりそうです。

 そう考えるとなおさら、高齢者こそ電子書籍端末を、と確信するようになったのです。



2013年10月04日(金曜日:曇)


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■上記の写真は、あの名馬ディープインパクトです。余生を送っている北海道へ、この夏SUNと二人で行ってきて会って来ました。10分弱の対面でした。往時の勇姿を知らない私には、涙を流さんばかりのSUNの感激は理解のしようもなかったのですが、同じように対面を楽しみにやってきた30名ほどの人々の顔を見ていると、こうして対面できるのは、やはりなかなか大変なことなんだろうな、と想像することはできました。

 思ったより小柄なのには、驚きました。疾走している時には、全然違って見えるのでしょうね。

■昨夜はロータリークラブのテーブル会がありました。9名の仲間で楽しく歓談しました。二人の新入会員の方も加わって下さり、本当に楽しいひと時でした。新しい仲間のお話を聞くのは、楽しいものです。違う職業分野で活躍している人のお話ですから、私には、それだけで大いに新鮮に感じます。業種が違う仲間を集めた、という創立者の知恵に感心するばかりです。

■さて昨夜はいささか飲んで、食べ過ぎましたので、昨夜は喉も乾いたりして何度か途中で目が覚めてしまいましたが、それでも定刻通り5時に起きだして走り始めました。

 ただ先日ネットで購入した新しいランニングシューズが、ちょっと脚に合わないことに気付きました。横幅が狭いな、とは思っていたのですが、5キロ以上走ると小指が擦れてマメになって来ました。やはり靴は実際に履いてみないとダメですね。全体としては軽量で走りやすいのですが、足型に合っていなければ何にもなりません。



2013年10月03日(木曜日:晴れ)


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■今朝のランニングは、お休みしました。目覚ましは鳴ったものの、起き出す元気がありませんでした。結局、資源ごみを出して家に帰って、「12人の怒れる男」を英語字幕で観ながら、エアロバイクを 30 分間漕ぎました。もう何回この映画を観たか、数えきれないほどですが、何度観ても飽きることがありません。

 アメリカの理想というか、良心を描いた映画だ、とはよく言われます。会ったこともない、見ず知らずの 12 人の男達が、ある裁判の陪審員として一室に集められ評決を下す、その過程を丁寧に描いています。

 容疑者はスラムに住む若者。スラムは犯罪の温床だ、と言えば、ある陪審員は、自分は、そのスラムに育った、未だに自分には、その匂いが付きまとっているかも知れないが、と発言する。

 容疑者はスラム育ちのろくでなしで、まともな英語も喋れない、とある陪審員が罵ると、ドイツからの移民であるユダヤ系の陪審員は、その彼の英語の間違いを静かに正してみせる。

 それぞれの場面が移民で成り立つアメリカという国の内情を巧みに描いています。「reasonable doubt」がある以上、「not guilty」だ。つまりは、どうしても納得の行かない疑問点が残る以上、容疑者は有罪ではない、という原理原則。

 取調室での、ほとんど拷問に近いやり取りで自白させる日本のやり方とは、ちょっと違うようです。

 何度観ても学ぶことの多い名画です。



2013年10月02日(水曜日:晴れ)


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■柿の木の実が一つ色づきました。どうしたものか、一つだけ見事に柿色に変わりました。さっそく取ってみて割ってみました。中は、とろとろになっていました。こわごわ一部を口にしましたが、とても甘いのに驚きました。なぜ一つだけ突飛な行動を取ったのでしょうか。変わり者は、どの世界にもいるという事でしょうか。

(●^o^●)

■今朝は雨も上がって爽やかな夜明けでした。5時に掛けた目覚ましの音で目を覚ましましたが、起き出すのに、いささか時間がかかりました。暗闇の中で起き出すのは、なかなか億劫なものです。

 それでも、まぁ、のんびり、ゆっくり走れば良いか、と気楽に考えて準備を始めました。注文してあった新しいランニングシューズが昨日届きましたので、今朝はその靴を履いての初めてのランニングです。同じアシックスの製品ですが、当然作りは微妙に違います。

 履いてみると、以前のものより横幅が少し狭い感じです。少し窮屈に感じますが、全体の重さは軽減され、とにかく軽く感じます。走ってみた後の感じとしては、悪くありませんでしたが、まだ 4 キロしか、この靴では走っていません。まぁ、あと 1,000 キロ、この靴で走ってみないと良し悪しは分かりません。

(●^o^●)

■さて10月に入って、松本清張さんの作品を読み始めています。「ある小倉日記伝」などなど。著者自身がモデルと思われる作品群を読むと、痛感させられるのは、「子は親を選べない」という単純な真理です。

 「流転の海」も、そうでした。誰かが言ったように、結局我々は、「運命がカードを配り、そのカードで我々は勝負をする」という人生になるわけです。誰にとっても人生は不公平です。その中で、どんな人生を全うするのか。みんな違うからこそ、人生は生きるに値するに違いありません。

 読み終わった松本清張さんの幾つかの作品の印象は、恵まれない生い立ちというハンディを背負った主人公たちが、わざわざ道を踏み外して、普通の人々が望むありきたりの幸せを手放してしまう、という筋書きが多い、という印象です。

 もう少し読み進めてみないといけません。でも引きこまれてしまいます。そこが松本作品の魅力なのでしょう。


■さて以下の記事には驚きです。

 引退したとは言いながら、未だに強い影響力を持つ元首相の発言ですから、言葉通りに受け取るのは無理があります。本当の胸の内には、何があるのでしょうか。

 日本の未来を思いながらも、小泉さんが、ただそれだけで発言しているとは、とても思えないのは、皆さん同じでしょう。



2013年10月01日(火曜日:雨)


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■いよいよ10月、神無月(かみなづき・かんなづき)の始まりです。今年も残すところ、あと三ヶ月。とにもかくにも、毎日を大切に努力を積み重ねるしかありません。

 今年は還暦を迎え、今まで考えてもいなかった自分の人生のゴールが視界に入って来ました。養老孟司さんによれば、老人は、できること、できないことを見極めて、いつもニコニコしていれば良いのだ、という趣旨の発言をされています。

 確かに機嫌の悪い老人ほど始末の悪いものは無いかも知れません。もちろん社会的な不正義に対する憤り、などは生涯持ち続けるべきだとは思いますが、実につまらないことで切れる老人が増えている、という報道には、本当に残念な思いがします。

 人は生きてきたようにしか死ねない、とはよく言われることですが、そういう意味では、どう死ぬかよりも、どう生きてきたか、の方がずっと大切に違いありません。

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 9 月 29 日の日曜日に挙行した駿河湾沼津SAマラニックの軌跡です。

 ランニングウォッチにはグーグルマップが記録されます。凄いですね。

 我町の様子が鳥瞰図的に、手に取るように分かります。