2003-2004年度
今振り返ってみると、2004年は投稿していなかったようです。
アメリカは今未曾有の経済危機にあります。GMは自力では立ち直れないまでに落ちぶれました。昨年2008年はGMが生まれてちょうど100年目の記念すべき年でした。アメ車というのが憧れの的だったのは、いつ頃まででしたでしょうか。
いまやアメ車に乗ろうとする人は、少なくとも日本ではよほどの変わり者。さてこれからの一世紀、車の世界はどうなるでしょうか。
(2009年3月)
ホームページ掲載時コメント(2003年)
調べてみたら昨年8月に投稿した、「昨日のそら」以来、久しぶりの投稿でした。
アメリカと付き合っていくのは、冷戦が終了した今となっては、なかなかに難しい問題になってきました。冷戦時は選択肢が他にありませんから、思考停止の状態でも、何ら問題がなかったのですが、EUのようなバックを持たない日本が、これからアジアの中でどのように国益を守っていくのか、ただただ追従しているだけでは、危険な気もします。
まずはアメリカという国の持つ強さと弱さの分析から始めましょう。
それにしても、アカデミー賞の授賞式には驚きました。長編ドキュメンタリー賞を受賞した、マイケル・ムーア監督の受賞挨拶は、日本では考えられないほど過激なものでした。そのような発言を許すアメリカの大らかさというのは、日本のようにともすると毛色の変わったものを排除しやすい体質の国にいると、とても新鮮にそして素晴らしいものに思えます。