9月23日「ランステ『残暑の水辺』ラン」15km
2014年月 09 月 23 日 ( 火曜日:晴れ) 月間走行距離 66 Km
今日はコーチが二人ついてくれました。後方を担当してくれた女性コーチは、10年以上前にハワイのホノルル・マラソンに出場したそうです。当時は、まだそれほどマラソンブームでもなく、宿などの手配も大変ではなかったようですが、今ではなかなか旅の手配をするのが大変で、早い者勝ち、の様相を呈している、とのことでした。
ホノルル・マラソンは制限時間無し、という信じられない規則なのですが、現実的には道路の制限もあり、一定時間が経つと、あとは歩道を走ることになるようです。ゴールも翌朝までは片付けることも無いようで、そこは大らかといえばハワイらしいのでしょう。
腕時計型のランニングウォッチのGPSが、どうしたわけか機能せず、スマホのアプリでしか記録が取れませんでした。先頭を走るコーチを見ていたら、しきりにスマホを見ているので、ランニングアプリを入れているのですか、と尋ねたところ、何と私と同じ RunKeeper というアプリで管理しているとのこと。休憩を入れる度にコーチはアプリを止めていましたが、私は取り出すのが面倒なので、信号などでも一時停止にしないで作動しっぱなしでいました。当然平均タイムは、ずっと遅くなってしまいます。
こうした街ランは、とても楽しいものです。マラニック、と言えるかもしれません。名前は聞いたことはあっても実際には訪れたことのない東京名所の数々を通りすぎるので、あぁ、これが泉岳寺か、とちょっと観だけでも観光した気分になれるのも楽しいものです。
朝走っている距離が 8 キロ強なので、基本的には 10 キロまでは、それほど辛いこともありませんでしたが、正直それからはきつくなりました。これでフルマラソンが走れるのだろうか、と不安だけが膨らんでいきましたが、残り二キロほどは、また元気が出てきました。
結局のところ、長い距離を走るのは、こうして辛かったり少し楽になったりの繰り返しなのは、私の経験でも、そのとおりです。ゴールのランニングショップには、突然到着した、という思いでした。始めてのお店でしたので、突如目の前にお店が現れた、という感じで驚きました。と同時に、これで走り終わったのか、とホッとしました。コーチにお願いしてみんなで写真を撮ってもらいました。
ロッカーのキーをもらい、シャワーを浴びて、地下鉄の駅に向かいました。