2015年06月06日-06月08日(土曜日&月曜日:曇り時々晴れ)
2015千歳JAL国際マラソン
■この大会は昨年に引き続いての参加でした。今年はTakuもハーフを一緒に走る、ということで、私も気合が入りました。もちろん30歳も若い自分の息子より早く走るというのは、望むべくもありませんので、とにかく無事に完走すること、が第一目標でした。
Takuも20キロは初めての挑戦ですので不安だったとは思います。よく分かります。大会に参加していつも思うのは、最後まで走りきれるだろうか、という不安な気持ちばかりです。スタートするまでの間のドキドキする気持ちというのは、終わった後の安堵感と達成感と、いわば二人で一人の相棒のようなものです。
■さて今回は、土曜日の仕事が終わってから東海道線、東海道新幹線、そして京浜急行線を乗り継いで羽田空港まで辿り着きました。予定便は15時50分発のエア・ドゥ便です。Takuとはターミナルビルで待ち合わせました。
ICT(情報技術)の進歩のお陰で乗車券というものが必要無くなりました。スマホに取り込んだ2次元バーコード、QRコードを読み取り機にかざせばOKです。それだけで良いのか、最初は信じられない思いでしたが、今ではすっかり慣れました。
今回はTakuと二人分の発券が可能でした。待ち合わせて搭乗口に進み、無事に新千歳空港行きに搭乗できました。1時間半強のフライトです。新千歳空港からはJR線で千歳駅に向かいました。宿は駅前のANAクラウンプラザホテル。
チェックインして、さっそく夕食に繰り出しました。ところが、あまりの寒さにめげました。薄手のジャンパーを持って行ったのですが、それだけでは寒いのです。ぞくそくしてきて、寒気に襲われました。風を引いたのかなぁ、と心配になりました。
気管支が弱いのが、私の第一の弱点です。昨年の初めてのフルマラソン、12月の袋井クラウンメロンマラソン完走後には、年末年始を気管支炎と背部痛で棒に振りました。というわけで風邪を引くのが一番怖いのです。
前日ですから夕食も程々にして、飲み物も温かい梅酒ばかりを飲んでいました。Takuは、よく冷えた生ビールばかりでした。
(●^o^●)
22時には床に入り眠りにつきました。ホテルは乾燥しすぎですので、小さいタオルに水を浸して、それを顔の上に乗せて寝ました。湿度を確保するためです。そのお陰かどうか、翌朝目覚めてみると、昨夜の寒気やイガイガも消えてなくなっていました。安心しました。
前夜祭です。ホテル前の道路一つ隔てた所にある居酒屋さんでした。チェックインを終わって繰り出したは良いものの、風の冷たさに震えました。ゾクゾクと寒気を覚えました。
明日は大丈夫だろうか。自分は走るのを止めて、Takuだけに走ってもらった方が良いのかな、などと弱気になりました。温かい梅酒ばかりを飲んでいました。Takuはよく冷えた生ビールばかり。昔は反対だったのですが。
6月7日 マラソン当日
千歳市スポーツセンターダイナミックアリーナは準備をするランナーで大混雑でした。
昨年同様に好天に恵まれ、絶好のマラソン日和。新緑の中を駆け抜けました。
同じハーフをTakuも走りました。昨年は10キロ走に出場しましたが、今年は一緒にハーフに挑戦。スタートだけは一緒でしたが、ゴールは20分も早くTakuがゴール。もう着替えていました。
(●^o^●)
私の完走記録。去年と比べると5分も早くゴールできました。折り返し地点でのタイムは、むしろ昨年の方が早かったので、今年は後半に頑張ることができたようです。
積み上げた練習は裏切らない、ということでしょうか。
Takuの完走記録。初めてのハーフ挑戦での、このタイムは立派です。長距離走に向いているのでしょう。来年も一緒に走る予定です。
6月8日 支笏湖にて
ホテルでの夕食。二階建てのこじんまりしたホテルですが、子どもさんの宿泊はお断り、と独自の方針を貫いています。木材を基調とした作りは、とても落ち着きをもたらします。
ホテル前にて。支笏湖第一寶亭留 翠山亭。昨年に続いての投宿です。
山線鉄橋にて。
■山線鉄橋については、こんな記載もありました。
支笏湖は、千歳市の支笏洞爺国立公園内にある面積 78.4 平方kmの、日本最北の不凍湖で、洞爺湖・摩周湖・サロマ湖などと共に北海道を代表する湖の一つです。湖としての面積は国内では 8 番目の大きさですが、貯水量( 20.9 立方km)は琵琶湖に次いで2番目、最大水深( 363 m)も田沢湖に次いで2番目で、近年の水質調査では透明度も摩周湖と同等を誇るとの認定を受けています。
千歳市を代表する河川である千歳川は、その支笏湖の南西部(支笏湖温泉街)を源に発し、石狩川に合流して日本海へと流れる、石狩川水系の一級河川ですが、支笏湖畔のその源流部に架かっているのが、「山線鉄橋」と称される、下の写真の歩行者専用トラス鉄橋です。
明治 32 年に建設されたこの橋は、北海道に現存する現役最古の橋として、日本の橋梁史においても稀少で重要な資料、近代遺産として、高い評価を受けています。
湖畔にて。背景にあるのは、なんという山でしょうか。
公園の案内図です。
ホテルから湖畔をブラブラと散歩しました。途中のベンチで一休み。新緑の中で、本当に心安らぐ一時でした。