2009年8月19日(晴れ)
この日は二件の農家を訪問しました。どの農家でも最後にみんなで日本の歌を合唱しました。伴奏は金原 昇さん。ギターとハーモニカを自由に操り、本当に素晴らしいの一語です。楽器、絵画、造形と万能の芸術家です。私に無いものをみんな持っている才人です。
農家訪問の後は、「トゥイーの日記」を書き残しベトナム戦争で戦死した女医ダン・トゥイー・チャムさんの記念病院を訪問しました。いわば単身赴任で従軍したチャムさんがお世話になった記念病院の婦長さん宅を午前中に訪問。チャムさんが避難した塹壕も見ることができました。実際にはこの家で爆撃を受けたことは無かったようです。
一軒目の農家訪問。いささか私たちはバテぎみですが、北村さんはそうも言ってられません。
二軒目の農家訪問。
最後に庭に出てみんなで「浜辺の歌」を歌いました。伴奏は金原 昇さんのギターとハーモニカ。金原さんは本当に素晴らしい芸術家です。才能豊か、とは彼のような人を言うのでしょう。
移動の最中に出会った事故の模様。追い越しが当たり前のベトナムでは交通事故の件数はどれほどなのでしょうか。
婦長さんのご自宅。SANYO製の冷蔵庫がありました。
裏庭の防空壕。こんな狭い所に閉じ込められたら気が狂いそうです。
オーストラリアでレストランを経営されている奥井悟さんが食材を持参して、皆さんのために美味しい料理をたくさん作ってくださいました。
近隣の女性達も加わり料理中も笑いが絶えませんでした。
記念館と病院が併設されていました。
病室で休む患者さん。特に点滴などは受けていないようです。冷房もありませんでした。
記念館前でくつろぐ仲間のみなさん
稲垣紀行さんから寄贈していただいた医薬品を贈呈しました。
チャムさんの胸像の前での記念撮影
夜になるとホテル前の川べりに屋台が無数に出現します。屋台というか、テーブルと椅子を並べただけのにわか一杯飲み屋、とでも言いましょうか。仲間で楽しく語りあいました。
屋台で楽しく一杯。夜になるとホテル前の川べりに屋台が出現。